午前中・新芽
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  • 執筆者の写真YUKI

午前中・新芽

更新日:2021年12月12日

【午前の日誌】


土曜日の午前は

Pre Ⅰ ・Ⅱ


**********

一週空いたけれど、レッスンの中身はたっぷり濃く、進行具合もとてもスムーズだったなと思い返しています。


マスクもあって、少し動きづらいかなぁと思う場面もありましたが、

マスクをしていても「嬉しくてたまらない」笑顔はわかりましたよ。


こんな場面


《新しいコト》

新しくチャレンジしてみることを増やしました。


その中の1つ

今まで1列で行っていたことを1人ずつ順番に1回分遅れてスタートすること。

ここでとても感心したのは、前の子との距離感の良さです。

順番に出ていくので、距離は空いて当然なのですがどうしても詰めていっちゃうアルアルな出来事が見られなかったのですよね。

驚いてしまいました。


とこの場面!

「じょうず!!」

ってユキセンセイが伝えたら、とっても可愛いく・誇らしげな笑顔が見えるんです。

実はその笑顔を、ユキセンセイはもう一度感じたくて、

【もう一回】コールをかけたのでした(笑)



新しい取り組みの中では

一歩引くとか

「出来なーい」とか

そんな雰囲気は無し!

むしろ、やってみたい・前に出たい

ことの方が強かったように感じています。



最後に...

なかなか

(まだ)自分からは先頭さんには立たないけれど....


今日のレッスンで、流れ〜で経験したことで「先頭」の嬉しさを感じたような気がします。

「先頭さん」って言われることがとても嬉しそうだな〜と感じました。


そこからずっと前に出たくて仕方がなかったけれど、【場所取りに間に合わなかった】という場面に遭遇しました。(笑)


この今の状況が、今後子どもたちの発達や成長過程でどのように変化していくのか

とても楽しみにしています。


新しい芽でした。


**********

【PreⅡ】


今日の日誌は子どもたちの《やっぱり》な変化と「これから」のためのブラッシュアップの2点。


① 《やっぱり》と思ったのは、「先頭に出てきた」変化です。

2週前のレッスンの時に、「マットを凸凹に並べてね」と伝えると、少し揉めたため(笑)その日は「準備が早い子から前に並ぶ」と一旦伝えました。


それでも後ろが納得できなかった子。

今日は彼女のお話。



たしかに、この日準備が遅かったのだけど

初めて彼女が「前に出たい」と譲らなかったところに着目していました。


そして今日。

レッスンのスタート時から穏やかで、目が!いつもと違いました。さらにいつもは「ジャンプのお約束を教えて」と言っても手はなかなか上がらないのだけど、みんなと同じようにあがりかけた手。

その手にユキセンセイは、発言権を委ねたところ言いきった。そして一瞬間違えかけたところも直ぐに自分で気づいて言い直していました。



その後

斜めからのステップの際に...

《やっぱり!!》

彼女が先頭に立っていました。


先頭に立つことで、早る気持ちからミスも起こります。でも、そこでユキセンセイにやり直しを伝えられても動じませんでしたね。


《やっぱり》

はこういうことです。

芽生えが始まってること。

意欲とか意識とか、今まで出してみることが恥ずかしかったり、ドキドキしていた殻を破り始めているようです。


② 「これから」のブラッシュアップ


このメンバーの中では、いつもみんなを引っ張ってくれる子。シャキシャキ・ハキハキ!!そして周りのことがしっかりと目に入り、時に輪を作ってくれる子です。


今日は初めて彼女に、ユキセンセイのビシバシビームが飛ばされました。

《全員の中の1人》としてビシバシビームを受ける事はあっても、彼女に向けて飛ばしたのは初めてのことと思います。


理解も早く

やる気もいつも満ちている子です。


でも周りを気にしちゃう目が、彼女の判断と勇気の邪魔をしているかなと実は気になっていた発達の成長ポイントです。


バレエは個々に頑張ることで、みんなが揃う・踊りに繋がるものでもあります。


周りに合わせる目は、意識や列などに必要な目です。


でも、委ねたり確認をするために周りに目を向けていては、自分自身のためにはならないんですね。


今日はそこのところを何度も何度も伝えて

何度も何度もやり直しを命じられました。



どうしてもお友達だけではなく、ユキセンセイに確認もしたい。

それで振り返ってしまうのです。


バレエは、顔の向きも動きも手の向きも...

身体の至る所がポジションで決まっています。


「合ってる?」

と確認をしたくても、踊る側は堂々と貫くことが必要です。


そこで違えばそう伝えるし

合っていたら「よし!」も伝えます。


ユキセンセイはずっと見てるから!!

安心してまずは堂々と最後のポーズの静止まで貫くハートを作っていきましょう。


彼女がやり直しの嵐を浴びる事は珍しいこと。

彼女自身も最後までその声によくついてきてくれました。


でもその事でクラスの士気が上がり、他のメンバーもさらに意識が高まったこともたしかだと思いましたよ。



YUKI




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