ネガティブを知りポジティブにかえてく
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  • 執筆者の写真YUKI

ネガティブを知りポジティブにかえてく

今日は少し気持ちを取り戻してレッスンしている背中の3rd


前回は、なかなかモチベーションが上がりきらなかった子もいました。そこから持ち直してきっと今日のレッスンに来たのではないでしょうか。



レッスンの中では、もちろんキモチだけではなくてバレエの基礎の飲み込みができていない事が見られた時、再確認を入れます。


当然です。


その時のことでした。


もう何度目かの確認だけど、やっぱり自信がないほど飲み込めていなかったんですね。


「言葉で説明しながら動いてみなさい」

と伝えた時に、グチャっと心が折れてしまいました。



なんでだよー!というタイミングでしたが、おそらく

【ユキセンセイの方を向いて】という指定があったことも、関係していたと思います。


「また叱られる」

そう思ったのではないでしょうか...。


それでもやってみるか

はたまた潔く

「わかりません!ごめんなさい。あやふやだからもう一回教えてください」

と言える強さがもう一息あればいいのに!


と思った瞬間でした。


ただ...この後変わりました。


もう1人の子が、一生懸命に且つ堂々と説明しながら動いて見せたことで

涙でぐしゃぐしゃになりながらも、やろうとしたこと。


でも本当に何をやっているか

言っているかすらわからず(涙)


もう一回伝わるようにやって見せなさい!とユキセンセイは頑固に伝えました。


(ハッキリと相手に伝えることも彼女の課題です)


それでもなかなか言えなくて時間切れとはなったのですが!

ですが!!!


そのあと、止まらなかったんですよね。


説明のし直しは先送りにはなったけれど、諦めずにレッスンを続けたんですね。


ココはものすっっっっごく大きな一歩だなと思いました。


そのあとのレッスンでも、一回緩んだ涙腺がたびたびユキセンセイの注意で、緩み緩みしているのは分かっていましたが、本人は持ち直そうとしている様子が伺えました。


充分!やり抜いたと思いました。


レッスンを終えて、Jrは踊りの練習に取り掛かりました。

こちらは...

いえこちらも!今の自分の立ち位置とバレエがしたい間で、迷い悩みしている子もいるのですが...

彼女たちは、自分で答えを出していくだろうと見守っています。


それでその結果

踊りの練習は


ハハハ


楽しそうでした(笑)


*********

その裏で3rdには、自分と向き合ってみる時間

考えて

感じてみる時間を設けました。


アドラーという心理学者さんの言葉をお借りして。


スタジオには子どもたちにもわかりやすく書かれているアドラー心理学の超訳本を置いています。



そこには特に3rdやJrの子たちに、届けたいメッセージが詰まっています。



ポジティブな気持ちを保つためには、ネガティブな自分も知っていいと思います。

ただネガティブな自分は、1人の時には考えないことをおすすめします。


今日はその一個を出してもらい

アドラー心理学の本のメッセージにもあるように

【その自分を自分で追い出す】

ということを少しずつ取り組んでみようよ。


というメッセージに繋げました。


あとは、沢山ある目次の中で、気になったものを読んで、要約して、感想をまとめる


という取り組みも入れました。


2人とも、要約もよくできていて、感想もしっかりと持てていて感心しましたよ。

そして自分自身のことを理解しようとしているなって本当に実感しました。

私なんかよりずっと彼女たちは大人です。




心理学に頼るとか

そういうことではないのですが、子どもたちが迷い悩んでいる時でも、

自分が何をしたいか

そのためにはどうすればいいか


前向きな気持ちになれる後押しになれば...

と思って用意しました。



成長と共に、直接投げかける言葉よりも

目で見て感じることで

響いたり

役に立つことももしかしたらあるのではないかなと思うのです。


子どもたちからすれば

頑張っても

頑張っても

うまくいかない!!!


と思うことがあるかもしれません。


でもそう感じることは悪いことじゃないんだよっていうことも伝えたいし

うまくいかない

うまくいかせたい

に変える方法は自分の中にあるんだよ


っていうこともじわじわでも伝わるといいな


と思っています。


皆さんもお手に取って、ページをめくってみてくださいね。



参考書籍

『自分で決められる人になる!超訳 アドラーの言葉』 斉藤孝 著


YUKi




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