Make impossible,possible
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  • 執筆者の写真YUKI

Make impossible,possible

Jr


久しぶりに3人が揃いました。

揃うまで、いろんな葛藤をした子もいる事を知っています。


自分がしたい事と

自分が今置かれた立ち位置との間で...。


ただ!

自分の人生は自分のもの。


もちろんその上でやらねばならない事も

乗り越えなければならない事も

あります。これからきっともっとたくさん。


選択もその都度自分でしていかなくてはならない、大きな変化時期です。


でもね、自分で決める

裏には不可能を可能にする力も持っています。


そこに躊躇いがあるなられその選択はすべきではない。



レッスンの中でも、同じような声かけをした場面がありました。



久しぶりにポアントに足を通す

ということそのものに

「出来ない」「出来るだろうか」

という気持ちに飲み込まれてしまっていた子がいました。



見ている側は、「あなた次第」。

つまり全然問題ない!状態だから履かせているんですけど、本人は気持ちがかなり後ろ向き。



その気持ちもわかります。


わかるよ。


でもその子の選択肢の中に、バレエを活かすが少しでも入っている事を知っているからこそ、突きました。


今日この場にいる事自体を躊躇うなら、その選択は諦めよ。


でも何か自分で振り切って前に進みたいならば、自分の気持ちに立ち止まらず突き進む強さを唱えよ!


不可能を可能にするのは自分次第

と。



そのまま伝えたわけじゃないですが、そういう事。



一瞬でしたね。

一瞬泣き崩れそうになったけれど、やっぱり決めて動き出しました。


動き出せばなんて事はない躓きでした。


サラッとな感じでやってのけてた。


「よくやった!!」

そう思いそう伝えています。



3人それぞれの道が広がっていく事でしょう。

それでも今3人それぞれがバレエというものも、手放したくないからこそ

前向いて猛進したり

悩んだり

躊躇ったりしながらも

ここにいます。



この事自体、私はすごい強さだと

思います。心底。



私が彼女たちの時に、こんなに自立した考えと

勇気を持って

前に進めていたか


というと違います。


出来なかった。


でもしたかった。これも事実。


あの時もっと自分に勝てばよかった、そう思うばかり。(今となってはいい経験だけど、やっぱり後悔はしてる)




何がしたくて

しなくちゃいけない事もあって

その両立のために何が必要か

を考え、悩み行動に移し

それぞれが立ち向かっていく姿を見ていると、本当に彼女たちは強く逞しく柔らかに成長していると思います。


でもそのバックには、ご家族のご理解がある事


子どもたちに自分で決める選択肢を持たせる

ゆとりをもたれていることには頭が上がりません。



ここは小さな教室で

習い事の1つの場ですが、子どもたちがこの場を選択してこの中でのバレエの学びを続けて進む姿は、私にとっても大きな学びでありチカラです。


後輩たちにとってもきっとそう。



小さな教室の中ではあるかもしれないけれど、彼女たち一人ひとりの歩み方・歩む一歩一歩は誇りであり、さんさんと輝くおひさまです。


*********

レッスンを終えての踊りの練習

今回初めて3人が揃いましたが、揃うとやはりより高まっていてパワーを感じます。


彼女たちの決断が、舞台の上で花開き

今後のパワーに変わりますように。


YUKI



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