負けん気の矛先と成長過程で
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  • 執筆者の写真YUKI

負けん気の矛先と成長過程で

今日「うん!素晴らしい」

子どもたちを見ていて成長を感じたこと


1、注意を受けたことを素直に受け止めようという意志がみらてたこと


これにはこのクラスの成長の過程の中で、感じることです。

ただただ素直に、まっすぐに

下のクラスのように言われたら「はい!」

と受け入れられるだけではなくなっていきます。


これはココロの成長。

みんなやがて、少なからずは見えていく大事な成長部分です。


特にこの 2ndは負けん気が強過ぎることもあってか、言われて素直に「ハイ」とはいかなくなったなーという部分も見られていました。


納得がいかないと進めなかったり

頑固なまでに指示を受け入れることが負けだと思っていたり(これは男子)

そんなこんなが見られていました。


伝えていることはずーーっと同じことで

この先もきっとずーーーっと同じことを伝え続けるとは思うのですが(笑)

ちょっとその抵抗が和らいだ感じを受けました。


それには一つずつの理解が深まってきている自信も、なんとなく無意識にでも

【受け入れる→やってみる→出来る】

という過程が、子どもたちの中に芽生えているのではないかなと思うのです。


舞台で踊ることが楽しい!楽しかった!

その達成感も、素直さに繋がっているのかなとも感じます。


動きやポジション、立ち姿勢、意欲は今まで以上に真っ直ぐに見えてきています。


でも同時に

「どういう風に踊りたいか」

とか

「どんな風にみせたいか」

こういう意識も高まっているが故に、ちょっとばかり

「間違えたくない」→恥をかきたくない

というような芽生えも、また新たに生まれてきているのかなと思います。


成長ですね。


この時期に周り気にせずに、自分に集中する葛藤をこれからますますしていくこととなるかもしれません。



もう一つは


2、【協力して成し遂げる】こと


周りを気にできることをプラスに変える。


配慮したり

気配りしあったり

わかり合ったり

分かち合ったり


そういうことも学んで行って欲しいなと思っています。


バーを終えて片付けの時でした。

ストレッチで使ったものを片付ける子と

バーを片付けること分かれて進めていました。


同じ場所でみんなで同じ行動を取らず、どうやったら先へ進められるか

ユキセンセイの声かけもちょっとはありましたが

周りをみながら、子どもたちは黙々と進めていました。


最近ではこの時、バーの時に近くに置いていた水筒を誰かがみんなの分を片付けてくれています。


前回自分の水筒を運んでもらったから

今日は私が!(僕がはまだかなー(笑))

そんな自主的な行動が繋がっています。


特に今日は、【片付けてフロアワークができるようにする】

という目的に向かって、子どもたちの各々の行動がスムーズにスマートに進んだ日でした。


見ていた私の目にはそれが

【協力】の芽生えが生まれつつあるのかなと感じたのでした。



*********

フロアワークの最後には

今あげた2つをアンシェヌマン(パの繋がり)の練習の時に組み込みました。


1の中の子どもたちのモチベーションを持ち上げるために

金曜日の宿題の答え合わせも入れました。


それは周りが気になるパワーは、自分のために注いでもらうためでもありました。


バレエは「何を美しくすべきか」

何を綺麗に・美しくあるいは かっこよくしていくと(単純に)上手なのか??


という第一ポイント!


《ポジション》

そのポジションを個々に意識してもらうことが一つ


さらに2、の【協力】は、このクラスが若干執着してしまっている...誰が前に出たとか後ろに行くとか

そういう負けん気は今はさておき(笑)


一列乱れず動くこと


配慮・意識しながら動くこと

を加えてみました。



子どもたちの負けん気のパワーを

自己に向け自分をまず高めないと、バレエにおいては周りとも協力し合えない

ことも少しずつ組み込んでいけたらな

のユキセンセイの第一歩でした。



YUKi



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