大混乱のリハーサル
top of page
  • 執筆者の写真YUKI

大混乱のリハーサル

合同リハーサル


残りあと2週間



今日は

通し→パート練習→通し


最初の通し


1回目から、勢いよくやる気に満ちていたのは流石のJr。決めるところは最初から決める!

その一曲(一回)に覚悟のようなものも感じます。



3rdは今までよりも随分「最初の一回」への意識が変わったと思います。

直前の準備にもその意識が見られていました。(成長を感じます)



2nd たち

その先輩の姿を見て学び 感じてください。


レベルアップ1stたち

まずは...話を聞いて実行!です。



パート練習も、本当に細かく抜き出し。


Jrはその都度、何セットも繰り返し。


2nd 3rd は、「細かい注意」「身体の意識」と「

「未完成な部分」を繰り返し。


レベルアップ1stは 「無意識になりやすい」ことに意識を持つよう繰り返し。



細かく抜き出して、

くるくる交代。


同じリハーサルは

【見る時間】


特に同じ踊りを踊る以上は

「どこでいつ 呼ばれるかわからないから見ておいてよ」

今日も伝えています。


そして

(ここからは特に2nd 以上へ向けてですが)

誰かが踊っていて

「ここを注意されてる」って思ったら

自分もできていないところと思って感じること。


「いいな」「上手だな」と思うところは

先輩・後輩関係なく真似しようとする気持ちを持つこと



このことで互いに《見られる意識》も育って欲しいとも思っています。



*********

見ててね!

呼ばれるよ


この声で「本当に見ていた子はどれだけいたでしょうか」。


レベルアップ1stさんは、今日この流れを見てなくて

「ここから行くよ」

と言った部分も全員迷子となりました。


あとになれば大事な大失敗なのですが、

流石に!

色々その前もユキセンセイの声かけが耳に届いていない子たちも多く...


《踊らなくていいよ》

と跳ね除けられました。


その後、最後の通し!で音楽が鳴って、そのまま(ここは素直に(笑))

踊り出そうとしたレベルアップ1stたちは、Jrの先輩さんから止められました。


※ユキセンセイからJrに伝えたことではあったけど、Jrもすぐに納得。素早い行動でした。



ではなぜ止められたのでしょう?

なぜ

踊らせてもらえなかったのでしょう?


このコトを今日は、レベルアップ1stと一緒に踊る

2nd 3rdに一緒に考えてもらいました。


その答えがスルッと出たあとにもう一つ

2ndには考えてもらいました。


「そのレベルアップ1stさんの失敗(聞いていなかったことが理由でリハーサルの場所がわからない)

をみて、貴女はどう思いましたか?」


ということ。

答えを出した子は1人でした。


ここが2ndのこれからの課題です。


3rdはさらに、

「今の状態(壁に張り付いて寄りかかって立っているまま)

のレベルアップ1stに何をアドバイスするか?」


ということを考えて実際に声をかけてもらいました。


3rdさん頑張ってましたね。

優しくまずは、「壁に寄りかかって立つのは良くないよ」

とこえをかけて

「何で踊れなかったかわかる?」

と声をかけていました。


そこからさらに、「じゃぁどうしたらいいかな?」

とまで声をかけるのは難しいようでした。



ユキセンセイがそこから変わって、残り1分しかないリハーサル時間。

このまま帰るか?

それともどうするか??


と声をかけると


1人の子が、ものすごい勇気を持って

自分の殻を思い切り破ってくれました。


「見ていなくて、ごめんなさい!でもどうしても踊りたいから踊らせてください。」


と。

石橋叩いちゃう臆病者さんが、自分のハートの殻を思いっきり破った瞬間は、ユキセンセイ涙が溢れてしまいました。


よくがんばった!

つい言ってしまった。


彼女の今までを見てきた中で、相当な意志を持って動き出してくれたことも。


でも何よりも!

反省が先にあったこと。

失敗に対して「ごめんなさい」。

があったことにユキセンセイは感動してしまいました。


まずは「自分が聞いていなかったことで見ていなかったことでわからなかった」

ということに

《ごめんなさい》

を先に言えた彼女に頭が上がらない思いがしました。



そうなんですよね。


「どうしたいか」

の前に、今日のことは自分自身の反省が先に必要だとユキセンセイは思います。


だって何度も声をかけてたことですもの。


だけど、人って

なかなか言えないんです。

認められないんです。


自分の失敗。


「ごめんなさい」

が言えないんです。


でもそこを言う言わないと言うよりは、自分の中で認めることが大事とユキセンセイは思います。


失敗から学ぶことは多し。


だけど人から助言されてること

言われていることを聞いていなくて失敗に繋がった今日の場合は、

「ごめんなさい」が先ではないかなと


ユキセンセイは思うのです。



「やりたい」

「踊りたい」

「だってしたいんだもーん」


は卒業ですよ。



ここは失敗をする場所。

でも失敗から学ぶ場所。


そしてその過程の中で、自分のことをまず認めましょう。


良いことはもちろんだけど

そうじゃないこともしっかりと向き合う場所。



頭を下げろと言いたいわけじゃないけれど

悪かった!

自分が間違えてた!

聞いていなかった!

故に起こったミスという時には

言うべき言葉が先に出てくる人に育って欲しいと思います。



人の中で生きる大事なことだとユキセンセイは思うから。


大混乱のリハーサルでしたが、子どもたちの学びにつながっていけるといいなと思います。


今日は3rdが大活躍でした。

そのバックにはJrの見守りがもちろんあったけれど。


3rd成長中。

そして彼女たちも!

やっぱり優しい。


そして後輩さんにとても丁寧に接してくれていてユキセンセイは感謝です。


後輩さんが「さようなら」と声をかければ

何かをしていた手を止め

2人ともに立ち上がり、向きを変えて丁寧に頭を下げて「お疲れ様でした」

とどの子に対しても変わらない姿勢。


すごいな〜。

ユキセンセイも見習わなきゃ。。。


でもユキセンセイにもそんな風に接してくれ〜3rd(笑)


 

Jrと3rdはこの後

お昼をとってメイクの練習を行いました。


楽しそうだったけれど、それぞれのお顔は大変なことになっておりました(笑)


お疲れ様でした。


YUKI




最新記事

すべて表示
bottom of page