どんな時も
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どんな時も


今日で、森下での木曜日のレッスンは最後です。少しずつ、新教室へもろもろ体制を整えたいと思います。(仰々しく書いてみただけです。単に準備期間を頂きますね。) 今日から、はじめての6時間授業が始まった子もいました。ママもすごくこの日を不安に思ってらっしゃいました。 ヘトヘトな様子でレッスン室に来たけれど、レオタードに着替えてからはすごくすごく集中していました。私も正直すごく驚きました。 バーワークでは、片手バーにつかまり1stポジションでの【立ち姿勢】が、別人かのような瞬間も幾度も見られました。 フロアワークでは、1つ今後の目標も出来ました!それは 【動く+注意を聞く力】 パの繰り返しも、少しリズムが加わったりだとか、テンポが変わったりということも入れています。その時に、今日ずっと言われていた「お首長く!」なんてひと声かけてしまうとまだまだ動きが分からなくなってしまいます。 そうそう難しいのよね。動きながら先生の注意も聞くってさ。 この1年間かけて、少しずつ出来ることも増やしながらも「注意を聞く」力もつけていきましょうね! 3rd以上 今日は学校からの帰宅が遅かった子もいたりで、遅れてくる子も中にはいました。 学年が上がったり進級したり、行事があったり、子どもたちも大変です。ここから先はその子のペースや見据えている目標に向かって進めます。 でも、つくづくこういう時「バレエの先生」という立場は、判断が難しいなって思うことも出てきます。 3rdクラスとJrクラスは当校では最も大変な時期です。バレエのレベルがグッと上がってきますし、「ポアントを履く」「ポアントで踊る」という目標を掲げていて子どもたちもそのために歩んでもらっています。クラスに進級する際にそのことはよくよく話しています。Jrクラスの子どもたちは、さらに上の目標も目指しています。コンクールやワークショップにも参加して、当校の中以外でも経験を積むことが目標の子もいます。 学校は当たり前は前提に...そこも子どもたちには話しています。 では、学校との両立。 大きな問題。 ここでグッと子どもたちには、1つ乗り越えることを提示することも出てきます。 ヘトヘトに疲れた日 学校が遅くなってしまった日 それでもまずは、教室に来ること そこが1番の壁です。 どんな子も出てくると思います。 まずはどんな日も来ること。(風邪などの体調不良は別として) 来てみたけどどうにも足が動かない時、どうしても身体が思うようにいかない時だってあります。そんな日はでは無駄かというとそんなことはありません。そういう時に見出せることもあったり、そういう時だからこそ1つ乗り越えると本人の意識がガラリと芽生えたり冴え渡ることもあります。

今日、遅れても飛び込んでくれた子が2人いました。嬉しかったですよ。 その子たちも含め、子どもたちにもう一度お話をしました。 自分がやると決めた以上は、どんな日もまずはいらっしゃっい。 そこでどうにもならない日は、先生がみてもわかるし、どんなにやっても今日は無理だよという時は、見学に回ってもいいし音源などのお手伝いに回ってくれてもいい。でも、それだって絶対に無駄なことはないんだよ。 ということをお話しました。

見ることで学ぶこともありますからね。気持ちを整えることだってできます。

でも、これを伝えられるのは限られた子どもたちだからこそです。 タフじゃなくちゃバレエはできません。 すごくすごく厳しいことだなと、いろんな子どもたちを見てきて思います。でも、その1回が子どもたち自身を強く大きく変えることは確かです。 文章にするのもだんだんと難しいなと感じることも増えます。 でも、今日のはじめての6時間授業の後のレッスンを経験した子をみても、ヘトヘトになりながらもレッスンに来てくれた子どもたちを見ても思うことは、やっぱり「レッスン」は来る!その強さを持って継続するその1回は大きく子どもたちを成長させるなって思います。 この芯の強さは、バレエ以外のことにも通用することは間違いないと思います。 芯の強さは、やがて周りへも目が向けられるようにもなります。(この話はまたいつか) でもね、おかしなことに 仲間が揃うとみんなが安心する。 そこも当校の良さかなって、今日子どもたちを見ていて思えたことでした。 先生はいつでも待ってます。 でもね。 仲間は実はもっとあなたを待ってます。 それはもう、当校の自慢の輪です。 子どもたちが3年の月日をかけて積み上げてくれた輪は、これから先後輩さんにも繋がっていくといいなって、先生は願っています。 あなたたちが築いてきた教室です。 新しい教室ではますます伸び伸びと育って欲しいなと思っていますよ。 どんな日も決めたことは貫こう。 オフの日はだらけながらね♡ また明日。 YUKI

PS

こんな風に、私が子どもたちにお話できるのも、ママたちのご理解があってこそです。

習い事。されど次第に厳しくもなります。子どもたちの環境の変化やあれこれを思いながらも、バレエの先生として子どもたちにお話させていただけるのは、親御さんのご理解なしには成り立ちません。

ただただ、感謝です。

ありがとう。

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