辛抱・信念・真摯
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辛抱・信念・真摯


暑いけれど、なんだか爽やかな日です。お天気が良いとやっぱり気分も上がります。

Upper × Jrクラス

久々にメンバーがそろったこのクラス!!足先のウォームアップから始め、ストレッチ。

小さい頃からしているストレッチを、「どこのストレッチ」が目的であること

「そのポイント」

も交えながら進めました。何度もこういう進め方はUpperクラスでは行なっていますが、おさらいにおさらいを積み重ねて気付ける事もありますからね!!1回2回3回と・・・繰り返しの中でしっかり頭にも体にも叩き込んでください。

今日は、この時間にもう一度、先週このクラスでお話しした【脊柱】の成り立ちのお話しをしました。先週はお休みの子もいたのでもう一度!!そして、参加していた子はおさらい・・・のはずですが!?あれあれ・・・・・・??どの子もノートにしっかりとまとめていたはずなのに、記憶が曖昧。ただ一人、記憶のノートを見せてくれたJrの子が、しっかりと把握していました。「記憶」が苦手と思っている子・・・つまり学校のお勉強が好きじゃない!!と思い込んでいる子(笑)その子たちは、その思い込みが邪魔をしているだけ。そして、記したことで満足しているだけ。つまり、鍛え方が足りないだけ!!

と、何回も何回も繰り返し。今日その時間でスムーズに骨の部分と名前が合致するまで。Jrクラスの中には、小学校5年生も二人いますが・・・問答無用!!ちゃんと聞いていれば覚えられるはず!と中高生と同じく鬼先生に鍛えられております。

知らないことや聞きなれないことを初めて耳にした時、「うわ、難しそうだな・・・」と思うはずです。

でも「難しい」ことも聞き慣れれば「自分の知識の一部」になります。

身体での記憶も同じ。レッスンでも同じこと。やったことのない難しいことも、説明をしっかりと聞きポイントを押さえ、やってみることの積み重ねで出来るようになります。どれもこれも簡単に飲み込めないこともあります。そして、繰り返していないと忘れてしまいます。頭の記憶も身体の記憶も同じこと。日常生活の動きを忘れないのは、毎日毎日繰り返すからです。バレエも同じこと。身体の仕組みや骨の名前を覚えるのも同じこと。

与えられたことで満足しないこと。

その日やっただけで終わりにしないこと。

なんだっけ??って思い出すこと。やってみること。

今日もレッスンの中で、子どもたちにとっては初めてのことが多く組み込まれていたアンシェヌマンでした。単純ではありませんし、簡単ではありません。基礎ではなく応用がこのクラスですので当然ですね。

だからこそ出来るまで空いてるスペースで練習する。注意をされたらすぐに繰り返す。

(スタジオは狭いですけど、スペースが空いた瞬間を狙って動くくらいになってね。でも邪魔にもならず練習できることもたくさんあると思うんだな〜。)

これをわかってはいるけど珍しく動けていない子どもたちにもう一度投げかけました。難しくて一瞬フリーズする子どもたち(笑)。頭で整理ができても身体が動きたがらないのも事実あるところだと思います。だけれども・・・

「出来ない」「難しい」を放置していても「出来る」ようには決してなりませんからね。(お勉強も同じく❤︎おほほ❤︎)

「やりたい」「つかみたい」「出来るようになりたい」を強く持ったら、繰り返して繰り返していくことは絶対不可欠。そしてバレエでは永遠に続きますからね。

まずは

出来るまでの辛抱を

出来るための信念を

そして

バレエに真摯に向き合ってみてくださいね。

私の母が気に入った「3S」(笑)

「辛抱」「信念」「真摯」

これは実は、母からの私への嬉しい評価です。何気ない普段のLINE上のやり取りに書かれていたことでした。

辛抱しよう!!とか信念を持とう!!とか真摯に向き合おう!!なんて思ったことは一切ないですし、思ってやることではないと私は思います。

実際のところ・・・私には全く足りてないと思います。

バレエに対しては、この3Sをもっとあの時強く持てていたら・・・そう思うことばかりです。

ですが、子どもたちに対しての「3S」は強く持っていると、自負しております(笑)

でもいわれてみれば確かに必要なことですね。

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レッスンを終えて、「これがわからないから教えてください」と質問に来てくれたこがいます。

この質問、本当に嬉しいことでした。

わからないことを聞けることは大切なことです。成長には欠かせないこと。

レッスン中も他のクラスの子の中にも「もう一度教えてください」を言ってくれる子が増えました。そのひ、時間がなければノートに書いてくる子も増えています。

どんどん出してください。

どんどん聞いてください。

わからないままを放置しないでくださいね。

先生、怖いかもしれないけど(笑)聞かれて噛みついたりすることはないから。(何十回も同じことを聞かれたら呆れると思いますけどね)

質問することは子どもたちにとっては・・・勇気を持つことかな❤︎

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鍛えかた次第で、頭も身体も変わります。

だから

子どもたちの「できない」「かっこ悪い」「わからない」をどんなにかっこ悪くてもいいから先生にたくさん見せてほしいと思っています。

素敵な週末を♫

YUKI


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