どう思われてる?は「私だけじゃない」(2AB 9,10歳の子どもたち)
サンサンの子たちは誰1人同じカラーの子がいません。
これって、社会の中で不思議なことでは無いはずのこと!!
けれど子どもたちは、「私だけかも」と心の奥底で思っていることがあるような気もします。
過敏さんもたっくさんいるサンサンでは、本当に些細なことで動けなる子も少なくありません。
それが引き金となり、いつも通りのことも2つ3つ・・・とストップしてしまうこともあります。
例えば、昔からよくあることは・・・
いつもより少し到着が遅くなったことで、「クラスに入れなくなる・入りにくくなる」と言うことも。
昨日そんな出来事がありました。ただその理由が
『自分が他者からどう思われてるか不安』と言うことだったと言うことが根底にあることがわかりました。(きっかけをくれたのでこの後、この子をキッカケちゃんと記す)
遅れる と言うことで(遅れていなくても、自分のいつもより時間が遅いと言うだけでも同じです)
お友達の目が刺さるようで怖いんだと。
そっかそっかぁ・・・と、納得できたことだったので、そろり そろりと落ち着きながらクラスに入れて(笑)
「みーんなはどう?」と、私から挙手制で聞いてみることにしました。
① 「お友達からどう思われてるか、気になることがある」
8人中7人
② 「大人からどう思われてるか、気になることがある」
8人中4人
③ 「このクラスのお友達が自分のことをどう思ってるか気になることがある」
8人中3人
④ 「ユキセンセイからどう思われてるか気になることがある」
8人中2人 笑
※ このキッカケちゃんは、ここで手を挙げないので笑った。聞いたら「ユキセンセイは何を思ってるかわかりやすい」と返された(笑) 全部見破られてしまっているのか・・・私は
みんな、実は気になるんだ、
みんな同じことを思ってるんだ
と言うことがわかって、キッカケちゃんも安心した模様^ ^
ありますよね。大人だって!他者からどう見られたいかとか どんな風に思われてるんだろう とか・・・
子どもたちの場合
それもこれも、自分自身が「そんな風に感じちゃう自分がいる」ことを知っておくことが第一段階かなと思います。それも悪いことじゃない。
けれど、少しずつ越えていかなきゃいけないことかもしれない。大丈夫だよって言い聞かせるのも自分でできるようにしておかなきゃ生きづらいからね。
でも・・・みんな同じような思いはあるんだって言うことを知っておくと、自分を責めなくて済むかもしれないなぁと感じました。
そのあとは、みんなで手を繋ぎ丸くなって、次のようなお話に広げました。
・自分がどうしてもこうなっちゃう(短所)
・そのあと、どんな気分になるか
子どもたちがどうしてもこうなっちゃう・こうしちゃう こと
1,学校での態度
2,過集中(好きなことにのめり込む)
そして一番多かったのは
3,大泣きして、ひどいと物を投げたりしてしまう
4,どこででもオナラをしちゃう(笑)
ということでした。
2や3に関しては、すっきりすることもあるけれど、後悔することも多いそうです。
子どもたちにはそのまま伝えましたが、
後悔は決して悪いことじゃ無いと思います。後悔してみることだってすごい経験!!
でも、その後悔の後、「そうなる前にどうしたらよかったかなぁ」って考えられたらいいよね、少しずつ。
そう思います。そんなお話をしてレッスンに入りましたが、子どもたちがイキイキすっきりしていたことが印象的でしたよ。
YUKI
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