「ユキ先生もね」に涙し笑う

2024年8月21日

私にとって、ずっこけるほど笑っちゃう・・・でも、先生という立場としてご褒美をもらったような日だった。


この日、彼女は午前中レッスンをゆっくりして、午後は食育のワークショップを受けた日。

ゆったりとスタジオでの時間を過ごせるので、私も彼女もいつもよりゆとりがあったことを憶えている。


1つ取り組むためには相当の時間がかかるのだけど、ちょっぴりな反抗もたまにあったりして・・・時間が過ぎていく〜って言う日も正直あったりもした(笑)。

でも、取り組むことにやらない姿勢(プチ反発)が見えても

「じゃぁ今日はこれは無理しなくていいよ」って言うのは、私には無い。

時間をかけてでも、【やろうよ】って決めたことは1つでいいから取り組んでもらいたい。

なぜなら

『バレエは積み重ね』

だから。

そして、『できる限り、できることは自分でやる』これが彼女にとっては大事なことだと思っていたからである。

(病名がわかる前もわかった後もその想いは変わらない)


このことは、彼女もわかってる(笑)


この日は、1つ1つに時間をかけその都度決めた【ゴール】まで、一生懸命に取り組んだ日だった。

時々、私からの叱咤激励もありながら(笑)、1つ1つ・・・目標のゴールを掴んでいくようなレッスンだった。


最後のご挨拶の時、

「今日はすごいね!!よく頑張ったね」って伝えたら・・・


「ユキ先生もね!!」って笑顔で返されたのだった


これには参ったーーーーーー!!って大笑いしたことを今でも忘れない。


だけど、この「ユキ先生もね!」は、ものすごく私には意味合いが深くて。


じわわーーん

と段々とご褒美を頂いた感じがたまらなくするのであった。1年経ってもずっとだから・・・きっとこの先もこの言葉は私の宝物だ。







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