出会いからの現実
彼女と出会ったのは、2023年の6月のこと。
「個別」のバレエで検索し、当校を見つけてくださったとのこと。
出会った時は、やや行動ペースがゆっくりな元気で明るい生き生きとした女の子。(当時小学2年生)
知能的なこと・コミュニケーションなどは当時の年齢よりも3、4歳低めなところ。
視覚的に気になったものに集中が飛びがちで、衝動性は強めでした。
「バレエが好き」「踊りたい」想いは当時から強く、何といっても彼女の性格・明るさ、
人を惹きつけるオーラが放たれているような子だなと強い印象を受けました。
初回から、「初めまして」ではなかったかのような・・・
彼女と接すると、おっかしくて可愛くって・・・笑
こちらもついつい笑ってしまうことばかり。そんな子です。書いている現在も変わりません。
その後彼女は、個別をしながら、時々低学年のクラスの中で他の子どもたちと交わりながら、サポーターと一緒に参加をしつつ数ヶ月が経ちました。
**********
その年の夏、暑さもあるけれどなんだか彼女の様子が段々とよくない状況へと変化。
【てんかん発作】のようなことが度々増えていき、ガクガクっと縮まっていくような不随意運動も増えました。
その後この時から、1年半かかって彼女の病名が判明。(進行性の難病でした。)
それは、ちょうど楽しみにしていた【発表会】の数ヶ月前のことでしたが、それならば余計に!舞台に立ちましょう。と、練習を重ねて無事発表会も出演したのです!(2025年4月)
今現在も月に2回の個別レッスンを継続しています。
なぜ、このことをブログに綴ろうと思ったかというと、
素直に彼女の「今」を書きたかったから。
毎回のレッスンを重ねていく彼女の明るさと、好きが確実にパワーとなっていることを目の当たりにしているからです。
知っていただきたい。
病気があっても、好きなことを力に生きてる瞬間は美しい と 言うこと。
文章で書くのは難しいし、感覚的なニュアンスが届きにくいなとすでに感じることもあるけれど・・・
彼女はここで生きてる!そのことが書き留められたらいいなと思います。
だけど
何よりも、私自身がいつもパワーをもらうんだよな・・・
*****************
このブログは、彼女の保護者様に許可を得て綴っています。
YUKI
0コメント