密かなオーディションのわけ
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  • 執筆者の写真YUKI

密かなオーディションのわけ

水曜日のレッスンは

レベルアップ1st

2nd


そして通常ならJrですが、本日Jrは試験前にてお休み。


レベルアップ1stと 2nd

共に別々のレッスンではありましたが、内容の濃淡に若干の差はあるけれども、それぞれ同じ内容を伝えたこともあって日誌を一緒に記します。


*********


それぞれ一通りのレッスンを終えて

レッスンの最後に1人ずつ、ステップを披露してもらいました。


子どもたちには内緒のオーディションでした。


レベルアップ1stではステップの前に、どういう風にやってみせたらいいか

踊る上で、つま先もレオタードを動かさない意識も大切だけど

やっぱり最終的に何が1番大事かな


というヒントと答えも出してもらったうえでステップを。


2ndは、ヒントもなく

「私からやってみます!」

という順にステップを披露してもらいました。



レベルアップ1stは、「どういう風にやってみる」という答えがあった上での披露だったので、いつも以上に思い切った姿を見せてくれた子もいて驚きました。



2ndは、差が出ました。

思いっきりステップそのものが楽しそうな子と

合ってるか間違ってるかが気がかりで、下を向いてボソボソ踊る子。

ドキドキしつつもハッキリとやってみせる子。



さて何でこんなことをしたのでしょうか。


答えは二つ

今回取り組んでいる舞台の踊りは、Sun2 dancerSの発表会とは違うこと。


上手下手は求めていません。

「踊りが楽しいんだ〜」

を今この場でまず出せる姿が見たかったからです。

(これが日々のレッスンでもみたいところでもあるからです)


本番を楽しめることは、どの子ももう十分持ってることはユキセンセイ知っています。でもレッスンの時からみせていかないと、この先の上達には繋がっていかない!

からです。


そしてもう一つ

子どもたちに伝えたかったことはココです。


*********

どの子も!とはいかないかもしれないけれど、ほとんどの子が


前で踊りたい

目立ちたい

真ん中で踊りたい

目標も

意欲ももうすでにあります。


これはとびっきり嬉しい向上心です。


その気持ちが芽生えてくれて嬉しい。



でもね、たとえばその結果が自分の求めていたものと違った時

「あなたはどうする?」


っていう部分を突きたかったんです。





1、たった一度で諦める?

Or

2、次のために、自分を押し出していく?



どちらのクラスの子達も、きっと答えは2

だと思います。思い込んでいるユキセンセイです。



でもハッキリとわざわざユキセンセイから伝えたのは、

「悔しい」

という気持ちに

まずは向き合ってみることをしてもらいたかったからです。


そしてそのあとどうする?


何を自分で押し出していく?

「何を」を見つけられるかどうかは子どもたち次第。

子どもたちに伝えて入るけれど、悔しい衝撃をまずは越えないと、理解には相当時間がかかるはず。

かけて欲しいと思います。


そしてレッスンの中で、まだまだ果敢に取り組んでいく意欲に変えていって欲しいからです。



それと最後に

何度も何度も子どもたちには伝えましたが

前だから上手

真ん中だから上手では決してない!


まだまだ全員下手くそです(笑)


だから練習するんだもの。


でも今回この結果を敢えて口にして伝えたのは、 2ndは特に

レッスンに対する意欲を

バレエに対する熱を

もっともっと出してみなきゃ伝わらない!

チャレンジするってことが、どれだけ必要か

正解・不正解にとらわれ過ぎず

チャレンジが楽しい

できることが楽しい

そのままのバレエが好きな気持ちで前に出てきて欲しいからです。



なかなか伝えるのも

難しかった。


でもどうしても伝えたかった。


◯か×かの世界じゃないこと。


だからもっと「貴女のバレエが好きな気持ち」でぶつかる勇気を持って欲しいと。



長く書いたわりに

まとまらない日誌だけど

まとめようとせずそのまま記してみます。


まだまだみたいな〜

無限の可能性を秘めてる我が子たちの羽根が

広がっていく姿を。


*********

最後に

いろんな立ち位置がありますが、それぞれに与えたポジションにはそれぞれに伝えたい・学んで欲しい・成長してほしい目的もYUKIティの中で(上に書いていない事も)持っています。

YUKI





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