反発と甘えは大事なこと
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  • 執筆者の写真YUKI

反発と甘えは大事なこと

1st



今日はレッスンに来るや否や

「(自分のことを分析した上で)向いてないからバレエ辞める〜」

と。。。

言ってきた子がおりました。(笑)


(笑)と書けるのは、今日のところは落ち着いたから

と、

彼女が本気でそう思っているわけじゃないから書けることです。


彼女なりに、いろーんな悩みやモヤはあることもわかっていたので

まずは、話をとにかく聞いて20分。


楽しい事もあるし

バレエは嫌いじゃない


だけど...


難しいことにチャレンジする事も嫌じゃない


だけど...


ふんふん。レッスンに入るまでのひと息が、億劫な事もありそうだな。

そして、ゆっくりしたい事もあるし(笑)

休みたくなる(身体も頭も休めたくなるかな)こともあるし(笑)


色々

イロイロ...。


理由の一つには

彼女のペースじゃない事が、きっと彼女の中で乱れる感じもするのかもしれない。


難しいことも増えているけど、そのときにパワーを使うことを感じているから、先を見てドーンとやる前に疲れを感じることもあるかもしれない。


今日の話からはそんな部分も感じられたユキセンセイです。


彼女がバレエで「楽しい」と感じるときは

・脚をあげていること

・タンジュ(バーワーク)をしているとき

・スキップをしているとき


いくつかポロポロっと出してくれたので、

絵を描きながら、こんな風に伝えました。

箱の中に5個の違うカタチ(ハート・三角・四角・丸・星を書きました)

があって、そのひとつの形が今楽しいとしよう。

その「楽しいこと」は今はまだ「楽しい」とは感じられていない他のカタチの基本になっていること。

この「楽しい」カタチを大事に頑張り“続ける“と、どんどん他のカタチも楽しくなっていくことに繋がっているんだよと。



跳んだり・回ったりすることも出来る大事な部分に繋がっていくから、特に楽しいとあげてくれた”タンジュ“はバレリーナさんにとって基本の基本で

ずーーーーっと続けていくこと。

これをすでに「楽しい」と感じてくれていることはユキセンセイ嬉しいなと伝えています。


そんなお話をしたうえで

「今日帰るか、辞めるか、はたまたレッスンをするか自分で決めて準備をしなさい」


と。


そこからは何も言わずに本人に任せました。

「あと何分しかないよ」

とも敢えて言わずに。


もうすでに切り替えていて、自分で着替えて、お友達のママに頭を結ってもらってスタジオに入ってきた姿を見て嬉しかったユキセンセイです。


「ああしなさい」

「こうしなさい」

言われることに反発も抵抗もしたいお年頃です。

でもそれは自立の時。

そしてその反発や抵抗の反対には必ず「甘えたい」ことも隣り合わせでやってきます。


あーだこーだ言いたいのも、そういうこと。

そこのところを大事にしたいユキセンセイです。


彼女だけではなくみんなみんな。


**********

だからレッスンの中で、涙を流しちゃう事がある事も素敵な事なんです。甘えを流し、自立をはかる。


そんな感じなのかなと

最近特に思います。



先週も先々週も、このクラスでは涙〜がありましたけれど(笑)

必ずそのあとが別人のように、キリッと生まれ変わるんですよね。


それが素晴らしいところ。


そしてその繰り返しで良いのです。


それが出来る子たちは、タフタフに育っていくからきっと。


そして上達しています!!



今日実はね、

もう1人こんな子も。


昨日のレッスンで、ふわふわ〜っとした姿勢をユキセンセイに見抜かれて、最後の最後に「違うよ」と言うことを自分で受け止められず

フグになってしまい喝を入れられた子がいました。


まさかの!!!!

本日自分から「今日レッスンをもう一度受けたい」

とリベンジの志願。


ママから「今日受けたいと言ってるけどいいですか」とメッセージを頂いた時は

飛び上がるほどびっくりして

舞い上がるほど嬉しかったユキセンセイです。


そしてやっぱり!今日は地に足がしーーーーっかり着いていて素敵でした。



たくさんぶつかってください。

たくさん流していいです。涙も。

ココロのモヤを出せるなら言葉でもいい。


ユキセンセイ聞くよ。


そのあときっと本当に自分がどうしたいのか


見つけていってくださいね。


生きるためにも必要なチカラ。

ここでたくさんの感情とぶつかりながら、バレエの成長の中で身につけて育て〜!!!


我が娘たち。


YUKI



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