ミルフィーユ
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ミルフィーユ

レッスンの前の準備を見ていると、今日はちょっと気持ちがバラバラかな?と思っていました。



だけど、

「今何をするときか」

その声にそれぞれ自分のすべきことにキモチが切り替わりました。



そこから先は、とびっきりの集中の高さでクラスの最後までの時間をそれぞれが限界に挑んでくれていたような気がします。



なによりもここのところ、新しいパの習得も増えてやっぱりやりたい気持ちが勝って、1つ1つに興味が高まり気付けばどっぷり集中している

という様子が見られます。


スキがチカラに変わりつつある事を感じています。



時々息抜きに、「これはこうしなくてはいけない事はなぜでしょう?」

という質問を入れます。

そういうときいつもこのクラスで感じることは発想力が豊かだなということです。


また同時にしっかりと現実もキャッチしていること、習ったこと、感じた事を繋げて自分の意見・答えとしてポンポンと出せることは、とびっきりステキなことだなと感じます。


思ったまま

感じたままをアウトプットできる

彼女たちの良さです。



それがレッスンの中では時折、タブーなマナーとしてアウトプットされる場合もありますが(笑)

そこはしっかりと注意されたり

あるいは叱られることで、少なくなってきています。

そのこともこのメンバーの大きな成長の1つです。



一人ひとりの性格のみならず

時々に出てくる衝動の意味も、私自身が理解できることも増えています。


性格からのキモチの波や姿勢の崩れには、声かけや一旦の見放し、適度なサインで子どもたちが受け取り切り替えてくれることが増えました。

また言葉にはならないけれど、感情が決まったアクションとなって起こるときは、なるべくその返しを言葉でするようにもしています。

今日はそのやりとり

[衝動のアクション]→ユキセンセイからは言葉での返信

がピタリとハマった瞬間がありました。その返しで、彼女が落ち着き切り替えられたことは、ココロの謎が解けた気がしてまた一つホッとしました。


一回一回が最近はミルフィーユの層のように積み重なっているなと感じるクラスです。



好きというバレエの時間が

子どもたちの集中の高まりとともに、

落ち着ける時間であったり

満足度の高い時間であるようにと願っています。



そのことで自然と上達にも繋がっています。



実際に、子どもたちの集中が高まっていれば何度もの繰り返しが可能で

そのうちに出来ることも増えていて

意識も変わっています。



春に向けて

なんだかまたグンとそれぞれが高まりを見せてくれていて

バレエの上達にもつながっている事を嬉しく思います。

YUKI



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