こういう時どうする?
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  • 執筆者の写真YUKI

こういう時どうする?

3rd Jr リハーサル(写真も多め)


新年明けてまだ1週間。

しかしこの1週間で、彼女たちの気持ちは徐々に熱く高まりを見せ続けてくれています。


昨日のレッスンの終了後にJrは身体相談室を設けて、個々にすぐにやってみるべきセルフケアを伝えました。

今朝、彼女たちの脚をみて「ケアをした」ということはすぐにわかりました。



この1週間の踊りの様子やレッスンをみていて、ケアだけではなく、エクササイズ(筋トレ)も必要な部分が見えてきました。

3rdは特にそれらのことを活かすためにも、レッスンの中で意識を持たせることで、きっと

踊っている一つ一つのラインやポーズ・ポジションがもっと変わってくるであろうことも見えていました。


まずは今日もじっくりトレーニングからスタート。時間がある時にこそ、一人ひとりの身体も見ながら、トレーニングをする際の身体の保ち方も含めて見直しながら進めました。



レッスンの中では「意識」を高めていくためにも、まずは自分自身で出来る「意識」を見せることを大事に観察しながら注意をプラス。


そして、3rdは特に!互いに伝えられている注意を【自分に置き換えて聞くことができているか】

どうかも、チェックと突きを入れています。


この話の続きは最後に。



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リハーサル



一通りの振付も終わったところで、3rdもJrも部分的に抜き出しての練習を入れています。

Jrは昨日に引き続き、今日はVaの後半部分の練習をしました。(昨日は前半)


最後に今日は一曲通しましたが、

昨日言われて、ガチッと身体と頭の理解が繋がったところはすでに、忘れずにイン・アウトプット出来ている感じがしました。


昨日よりも身体に入ったな〜という感じをすでにみていてわかるのは、本人の意識も相当ですが、おそらく本当にピタッと言われたことが身体にハマったのだろうなと感じます。


レッスンでも言われて・注意して・考えていることが繋がっているのですよね。


さらに今日はほんのちょっとのアドバイスによって、今まで見えてこなかった身体の美しさが際立ちました。(最初の写真参考)

手足の長さ

持て余してた

(笑)というのが事実です。でも本当にじわじわとそのことを本人が自覚し始めたこともあって、最近とっても良くなっています。


(長所すら自分自身が素直に受け入れることで、変わるんですよね。日本人はどうしても謙遜しがちなので、そこはもっと良いところは良いと自分で理解して磨きをかけられたら素敵なのではないかなと思います)


見えたラインは踊りの中ではありましたが、

これはリハーサルの時の意識だけではないことを強く記しておきます。


(彼女だけではなくJr全員)

本人たちの地道な努力が、踊りによって「わかる」「繋がる」が増えているからこそです。

ここまでに相当な時間がかかっています。



でもどんな時も諦めずに直向きに続けた結果がこんな風に突然

降りてくるかのように身体にバチッと入ることが生まれるのですよね。

今Jrのメンバーは変わるがわるそんな【(なにかが)降臨】したの姿を見せてくれています。



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3rdの子は、まだまだユキセンセイが振り回して(笑)やらせなくちゃならない時でもあります。


少しずつ本人たちが出来る意識を、レッスンの中でみせてくれることも増え始めているから振り回せます(笑)


本日のYUKIの振り回し!


踊りを通して

注意するポイントを徹底的に絞り込んで、何度やっても同じように意識できる身体になるように部分的な練習を繰り返す。


これをリハーサルでは積み上げてもらいましょう!


一回やれば出来る。

でも2回目は疲れてきて意識が抜ける


ところをもう一踏ん張り


何踏ん張りも(笑)


そしてそれが1つに集中するチカラも高め、同時に気力も体力も忍耐力も引っ張られてついてくると思いますよ。今の彼女たちならばね!


頑張った甲斐あって、喧嘩していた踊りに揃う足並みの期待が持ててきましたよ!!!

(写真参考に)




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最後に


【自分から意識を見せる】

これってとっても簡単なことではないです。特にまだまだ意識するべきところの引き出しが少ない3rdは尚更。


では何が必要でしょうか?


【人の注意も自分のことと思って聞く】


大変ですね。バレエのレッスン。

・動きも憶え

・自分の意識も高め

・人の注意も聞く


でも、この3つ目は、バレエだけではなくどんなことでもこれから先とても大切になっていくと思いますので、無意識じゃなく意識をもってレッスンを受けてくださいね。



そして余談

この意識を持ってもらうためにユキセンセイはアレコレあの手この手を使って子どもたちを促します。

そのツンツン攻撃を受けた時の話です。


「聞いていて欲しいことを聞いていなかった」

要はそのことについて聞かれてもわからない

状況になってしまった子がいます。


「聞いてたいなかった」ことを言いたかったわけではなく、彼女には「聞く意識」を持つことと同時に、こういう時の姿勢と態度についても伝えたい

と思いました。


《自分が困った時にどうしたらいいかわからない》

状況を変えていって欲しいなという望みもあって。


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これは

学ぶ意志がある前提でのお話です。



もし!「さっきなんて言われた?」

って質問されて

聞いていなかったらどうすればいいでしょう?



大抵えっとえっとって困る。

立ち尽くし黙りますね。



「聞いていなかった」からわからないことは当然なんです。そこは潔く

「ごめんなさい。聞いていませんでした。もう一度教えてください」

でいいのではないかとユキセンセイは思っている

ということを彼女には伝えました。



とても不器用な子ですが、反抗期もやっぱり見え隠れすることもあり(笑)自分が困った状況になるとダンマリ・ムスッとなってしまったりもします。あるいはメソメソ泣くか。

他にまだ術を考えられないんだとも思います。


それなら潔さも身につけていこう!

知りたいのなら余計に

上手になりたいのなら余計に。


黙っていること

メソメソすること

で相手はどう感じるか?

ということもやんわりお話を入れたことで、少しスッと気が楽になったような表情をしてくれました。


きっとよく叱られちゃう子です。(私からもですけど(笑))

でも「なんで」叱られているのかを彼女自身がこの先少しずつ理解していく力をつけてもらうためにも、今日は1つのパターンとしてアドバイスをしています。



聞いていなかったから叱られてしまうだけではないのですよ。


きっとね。


そういう時どういう姿勢をとればいいのか?


ってことも肝心なことなのではないでしょうか。



人は人との輪の中で生きています。

だからどこへいってもある程度であっても、人との会話やコミュニケーションは必要になることがほとんどだと思います。


相手の投げかけにまずは答える。

その応答に困ったら

素直にその自分を認めて、投げ返してみると自分にとってまずはスッキリ出来ることも増えるのではないかな?


YUKI





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