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  • 執筆者の写真YUKI

The time has come

時が来た

そんな感じがしています。

その瞬間は、もう私の直感でしかないのですけれど。

レッスンを終えて

そう感じています。

そしてこれが、繋がっていくかどうかは子どもたち自身に委ねてみるしかありません。

あとは待ちましょう。子どもたちの成長を。

いつも子どもたちとぶつかった後はそう思っています。

でも、ぶつかる時も待っています。

**********

今までこんなにも強く本気でぶつかったことがない子に、私はぶつかりました。

それは彼女がやっと

この場に慣れ

この環境に慣れ

自分から意識を持って動き出していることが増えていたから出来たことです。

今日のこの日までも、じわじわアプローチしていました。

積み重ねがちゃんとあるんです。私と子どもたちとの間には。そう私自身は思って接しています。

どんな内容でぶつかったかは、その子の母も見守ってくださっていたのでこの日誌では敢えて記しません。だけど、ぶつかる瞬間の彼女の目を見た時に大丈夫。伝わる。

そしてあなたの本音をぶつけてほしいと込めました。

初めてじゃないかな。

彼女の意志をハッキリとみせてくれたことも。

ふわっと見えるけど、実は芯が強くて頑固で真面目なところを持っていることは充分知っていました。

際立っていたマイペースさも、回を重ねる毎に何か本人の中で変わっていたこともみてきています。

普段なら「泣かない」って言うけれど、今日は泣いてもいいから動きなさいと伝えたのは、動くことで彼女の意志に身体がついてくるはずだからです。

それによって、彼女の中に注意された1つのパも出来事も入っていき、やがて「できる」自信に繋がるだろう(彼女なら!彼女も!)

そう思ったからです。

伝えたことに決して「ハイ」と答えてほしいわけじゃないんです。

伝えたことがなんなのかわかってもらうためにも「動いて」もらいたいんです。

本当に「わかった」は注意を受けた後からついてくるものだからです。

嗚咽しながらも(笑)よくがんばり抜きました。

そして、レッスンの中でそのこと自体よく飲み込み切り替えたなって思います。

**********

このことは、ほかの子にも影響を与えたと思います。

ユキセンセイが怖かっただけではなく(笑)

彼女がレッスンの中で見せた姿勢そのものが、他の子達の背中を押してくれたはずです。

今日は全体的にぽわんとしている空気でした。

サンタさんの話とか出てくる頃ですもの、気持ちもふわふわなりますよね(笑)

でもそれじゃ困っちゃう。

だってみんなここには何しにきてる?

舞台に立つ

立ちたい

気持ちがあるならどうする?

バレエの中で話を聞くってどういうこと?

その中でルールや姿勢と共にプレパレーションもおしまいの仕方も含めて堂々と踊れる・動く・ココロと身体をまずはもっと身につけてくださいね。

「みんなで練習する」

という流れも掴み、クラスそのものの輪も良いからこそ

一人ひとりを見る時間も段々と持ててきました。

その中でまた、どんなにみんなで一斉に動いていても、一人ひとりがしっかりと意識を持って踊りを楽しむ・一生懸命にやり抜くチカラもまた磨いていきながら高めてほしいと思っています。

ユキセンセイ頑固です。

一人ひとりの性格や特徴・特質も見ながら

守るべきところは出来るだけ見守りながらも

「ここだけは譲れない」

というところは通します。

バレエを踊る上で

また

人として。

子どもたちには未来があるから

今が子どもたちの時代だからこそ

今この時に伝えるべきところは伝えます。

今日は他にもいくつかそんな場面がありましたが、一人ひとりがそんなユキセンセイの頑固さによくよく食らいついて、食い下がってくれたなって思います。

だけどね

やっぱりこれで

厳しい顔で子どもたちと今日の一回を終えたくないの。

そしてどんなときも「笑顔」がパワーになること

だから

どんなに厳しい後でも

笑う

笑顔を作ってでも笑う

ことを子どもたちには届けたい。

今日はちょっと怖かったらしい。ユキセンセイ。

(笑)

だけどそのあとみんなで笑顔で動いて

笑顔でレベランスした彼女たちの笑顔にはピュアなココロに

逞しさと優しさが宿っていたように感じます。

子どもたち

強くなったね。

このクラス素敵ね。

そこには

どんな時も見守る母や父の姿があってこそです。

いつもありがとう。

来年のこのメンバーの成長を楽しみにしています♪

YUKI



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