YUKI
Flow
1st
今日はレッスンの準備について
レッスン前の準備のこともですが、
合間でのことも含めて
【時間】取りすぎずかけすぎず
少しずつテキパキやってみよう
ということ子どもたちには伝えていかなくてはいけないなと思っています。
なぜなら
バレエは音が鳴ってしまったら、途中からは入れない(踊る事ができない)
から準備を手際良くする必要があるという事も伝えていきたいからです。
ただただ急げ〜
と言うのとまた違います。
時間は限りがある
音が鳴ったら待ってはくれない
そして
みんなが大好きなレッスン(バレエ)の内容を深めることにたくさん時間をかけましょう。
少しずつ、合間の準備も一人ひとりのペースで上がってきていているから伝えていけそうだなと思っています。
舞台に立つ経験を今後する事で、これもまた次第に理解が深まっていくはずです。
そのための準備と時間をかけるべきところは【レッスンの中身】にかけましょう
ということに繋がるようにしていきますね。
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【ずっと集中している必要があるルーティン】
フロアワークで2列になり、交互にパの練習をしました。
一回一回音を止めて「はい次のひとたち〜」
となるのではなく、一曲の音の流れの中で交代し動く(はける)までの練習をしました。
バレエのフロアワークの流れの基礎になります。
このことは、自分が動き終わっても安心して他の事に気を取られてしまう隙はありません!
自分が終わってハケたらまたすぐ!次に出てくる準備をし、タイミングを逃さない必要があります。
この時も出そびれたら、踊れない
のがバレエです。
最初はどの子もわちゃわちゃしていましたが、ここでは後輩さんたちの方が意識も集中も高くて、次のタイミングもしっかりと自分たちで掴み始めていて驚かされました。
しかもその事が楽しそう!だったからびっくりしました。
ギュッと集中を高めて高めて、没頭して楽しんでいるかのよう。
まさにFlow現象。(チクセントミハイの心理学より)
その事に没頭しその流れの中にのめり込めている状態(現象)。
またそこに自分自身のレベルやスキルよりも少し難しさがあることも必要です。
そしてその流れそのものが目的や目標となっていて楽しさを得られる事を言います。
バレエは、そんな状態を得られやすいと私は常々思っていましたが、子どもたちから正にそういった状況・エネルギーを感じられる事が起こると教えている側も、とっても喜びを感じてしまいます。
ちょっと難しいを楽しめるって素敵なことですもの。
そのあとも、今日は変化が起きました。
「難しいな」と呟きながらも、
「もう一回ユキセンセイやってください」とか
「教えてください」
と
自ら発言してくれる子が増えたことでした。
知りたい
やってみたい
できるようになりたい
そういったポジティブな方向に、子どもたち自身が向いてくれ始めているのはうれしすぎることです。
難しいが【楽しい】は素晴らしいこと。
ではでは
楽しいを表現する事ももっともっとやって欲しい!
「笑顔で」
を合言葉に最後は身体いっぱいステップ練習。
すぐに出来なくても
間違えてもいいから
「笑顔」
そう伝えると
最高の笑顔で動いて見せてくれた子もいましたね。
子どもたちの笑顔はかわいい。
周りを幸せにしてくれるんです。
そしてね
笑ってる人自身も実はいい心地になれるんですよ〜。
バレエもその笑顔で続けるときっときっと上達します!!!
合言葉
【笑顔】
言われなくても、笑顔も踊りの準備の一部として
できるようになろうね。
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【笑顔】伝えるといつもなら照れて、真逆の表情を見せていた子が
今日は
ニカーーー!!
って笑ってみせてくれました。
ちょっとね...このことは感動だったんです。ユキセンセイの目標でもあったから。彼女が楽しい時に楽しい表情を見せてくれること。
ほんっっっとうにその笑顔にホッとしました。
楽しさを掴んでくれてる証拠ね
そして継続がチカラになってる証拠!
YUKI
