YUKI
構築
休校明けから、約一ヶ月が経ちました。
この一ヶ月の間、厳しい声かけも多かったPreⅡです。
それでも、毎回元気にスタジオに来てくれる子どもたちとその母たちにとても感謝しています。
前回「ニコニコして踊ること・その気持ちが大事だよ」とお話ししました。
みんながとっても上達しているステップの練習のなかで、もう一度どうやってレッスンをするの?と聞いてみると、子どもたちは「ニコニコ」「笑顔」と、元気に答えてくれました。
「笑顔」
そのお顔で今日のレッスンの最初から最後までニコッと笑顔でレッスンしてくれている子もいました。その笑顔を見ているだけでユキセンセイの心は和らぎました。
そして
笑顔でレッスンを受けてくれる姿勢が素敵だなと
心を動かさました。
本当に嬉しかったです。
ありがとう。
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今日は、バーに向かってしっかりと立ち、プリエとルルベ・そしてタンジュとジャンプも練習しました。
バーに向かって、素敵に立ち続ける子どもたちの様子を見てどの子もしっかりとスィッチを持てている事にまた成長を感じました。
前回から、少し子どもたちにとっては【ドキドキ】することが増えました。
ステップの練習とはまた違い、「踊り」につながるようにと動きを憶えて子どもたちだけで動くこともチャレンジ中です。
子どもたちは、そんなレッスンの流れの中で
「間違えたらどうしよう」「わからなかったらどうしよう」
そして
「怒られちゃったらどうしよう」
という気持ちがどの子にも多少なりともあると思います。
性格も様々ですが、「きちんとやりたい」っていう子も「間違えたくない」っていう子も当然います。それはすごく素敵なことですよ。
でもそこで、モジモジしてしまったら、「やりたい」「間違えたくない」その気持ちがもったいないですよね。
そういう時はどうしたらいいでしょう?
「わからない」時や「心配だな」っていう時は、
「ユキせんせーい!もう一回お話ししてください!!」
と、声をかけてくれたらいいのですよ。元気いっぱいに。「わからない」から「もう一回お話ししてください」って言ってくださいね。
それから、
「間違えたくない」気持ちそのまま「間違えずにできる」ようになるにはどうしたらいいのでしょう?
実は
たーーーーーーーーくさん間違えることが大切なんです。
このことも、少し子どもたちにお話ししてみると「え?そうなの?」というお顔をしていました。(可愛かったです)
「間違えた」からユキセンセイは叱らないです。
「モジモジ」していたり「ナヨナヨ」してしまったり、お話を聞いていない時は怖いですよ。
と子どもたちにもう一度お話ししました。
子どもたちには少しずつ少しずつき始めているなと感じました。今日は特に。
毎回をしっかりと重ねてくれていることで、言葉の意味深くまではたとえわからなかったとしても、気持ちが動き出していることは確かです。
少しずつ勇気を持って聞かれたことにも、自分から答えてくれる子もふえました。
やってみたことがたとえ違っても、めげなくなりました。
終始笑顔だった子の「笑顔」もその一つで、彼女の気持ちが前に動いている前進している証拠です。
もう一つ!
緊張の場面もみんなで乗り越えて【ドキドキした人?】と尋ねると、確かにドキドキしていた男の子が【はーい】って手をあげてくれました。
その瞬間の笑顔は忘れられません。
自分の感じていることや、思ったことが、自分からは言葉にならないことはまだまだたっくさんあると思います。
特に感情と言葉の合致は、大人でも難しい時がありませんか?
その時の様子・状況・状態で、日常生活の中では特に、怒ったり泣いたりという表現として子どもたちは感情を表していると思います。
バレエの中で少しずつ、子どもたちの揺れ動いた感情をキャッチしたら「言葉」に置き換えて伝えてみることも始めてみようと思います。
そのことで、子どもたち自身がもしかしたらスッキリ納得できることもあるかもしれないなと彼の笑顔を見てより感じました。
今日は他にも、子どもたちが【不安】と思っていることを言葉に置き換えてお話をしてみることもありました。
性格は本当に様っざまですが
一つ・一つ納得できれば、次のステップに踏む勇気も気力も湧くこともあります。
しっかりと身体を動かし心身ともにタフにしつつ
時々、言葉での理解も増やしながら
彼女・彼らとの信頼関係もまだまだゆっくり築きたいなと思ったユキセンセイでした。
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ママたちへ
いつも、影ながら子どもたちの見守りをありがとうございます。
きっと、これから先も心配なこと不安なことも出てくると思います。
どんなに些細なことでも構いません。
深く悩まれてしまう前にお子様の様子をお話ししていただけたら幸いです。
嬉しい報告も含めてです♡
YUKI
