YUKI
人と人
今日の3rdの出来事は、その子にとってもきっともう1人の子にとっても、大きな変わり目となったと思います。
なると思います。
きっときっと。
そして同時に今練習している踊りも含めて、動きそのものが変わっていくと思います。
すでにそんな姿もレッスンの後半には見られました。
単純に言えば
叱られたのですけれど(笑)
それもガツンと大きく。
「スタジオの外に出て行け」
と。
それに対して、バン!と悔しさ露わにしたからよかったと思います。
ムスッとしてスタジオを即出て、シューズを脱ぎ荷物をまとめて...
でも?
その先動けなかったんですよね。
ユキセンセイが思い切りぶつかることで
子どもたちは思い切り素直な態度を出すことがあります。
ユキセンセイは、それも大事だと思っています。
今
この時期だからこそ、思い切り素直に「腹が立つ」を出していい。
そこからまずは自分を取り戻すことを学び
なぜそこまで言われてるのか、振り返ることができるようになれたら素敵だと思います。
何度も言いますが!
ここはバレエ教室です。バレエを通してそれぞれ個々に、自分を見つめながら自立への一歩を歩んでいます。
でも!
バレエが好きで
バレエのやる気がなければ来る意味がないのです。
そして3rdは、さらに今その先へ外へ出て行く準備もしています。
自分での意識をみせること
アピールすること
その一つ一つを大事にしながら繰り返すことで上達があるんです。
でもこれはわかってるんですよね。
子どもたちどちらも。
でもそうはいいない日もあっていいし
ここはそういう日も学ぶ場所です。
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外に出たあと
「自分が今日まずはどうしたいのか考えて動きなさい」
と伝えました。
気持ちを切り替えて、どうするか決めたらスタジオに入っておいで
【一言添えて】
と。
外に出された子は、ややしばらく入ろうとしながらも、なかなか動けずにいました。
きっと考えてるのは
レッスンしたいかどうかじゃない
【一言添えて】のひと言がわからない(笑)
スタジオに入ってきて、クシャクシャな顔して
「何て言えばいいかわからない」
って教えてくれました。
(よく聞いてくれましたよ)
そこでさっき書いたように
なぜ今こうなってるのか?
自分の態度はその時どうだったのか?
そして
自分はどうしたいのか??
一緒に解いて
「レッスンしたい!!」と勢いよく伝えてくれて...
レッスンへ入り直すことができました。
その後は言うまでもなく、やっぱり意識が目立って見えていました。
そうこなくっちゃ!
ユキセンセイ引っ張れない!!
一緒に歩めない。
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彼女にこんなに大きくぶつかったのは初めてです。(相方ちゃんは...何度もあるけれどね(笑))
ぶつかれるようになったのは、彼女がココロをオープンにしてレッスンを受けることが出来てきつつあるからです。
思いっきりぶつかっても大丈夫なほどタフになってきたからです。
そしていつもは相方ちゃんが叱られるのを見てはいたけれど、いざ自分になるとやっぱり見えたことは違うはず。
相方ちゃんにとっても同じく。
だからお互いに大きな成長の節目となったのではないかなと思うユキセンセイです。
とびっきりココロも変化の時
身体も同じく。
だから
バレエももっと鍛えたら成長していく時期です。
ただし!
この先は本当に自分の意識と意志次第。
この場で、沢山のいろんな日を学んで。
鬼のようなユキセンセイだけど、突き放したりしない。
納得いくまでトコトン付き合います!!
でもそれも、貴女たちがどうしたいか次第なのよ。
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ぶつかったけど、その分スッキリした顔で帰る子たちを見送りながら思ったこと。
ここまでユキセンセイを信じてくれてありがとう。
そしてタフになったね。
上達させたい!!!
強く思った日でした。
そして母たちいつも
こんなユキに託してくださってありがとう。
YUKI
