YUKI
なに手??
直接子どもたちは会ってはいないけれど、当校のPreⅢさん
木曜日も土曜日も
みんなで切磋琢磨しているかのようにユキセンセイには写っています。
クラスの雰囲気も
一人ひとりのカラーも
ペースも
本当に違うけれど
今歩んでいる道の矢印が同じ。
同じ方向に向かって進んで行っている様子に嬉しくなります。
教えているのはユキセンセイだから、当然同じ方向に子どもたちは向くでしょう?って思われるかもしれませんがそんなことはないんですよ。
同じセンセイが
同じように
同じ内容をたとえ伝えたとしても、
それを受けた子どもたちが全員、同じ方向に向かって歩くのは難しいんです。
だってみんな違うから!
当たり前。
この私が言う《矢印》は、ピシッと勢揃い
一列に並んだ足並み
のようなニュアンスではありません。
子どもたちが一回一回
大切に
一生懸命に力を注いでいることが
着々と積み重なったカタチがみえていく
その歩み方
のようなものです。
一回一回
前回のことが薄くも濃くも重なっているんです。
素敵な我が娘たちです♡
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今日はもうすぐで進級!
PreⅢの進級課題の踊りの練習もいよいよ大詰め。
今日は正面をママたちの方にひっくり返す作業をしました。
これを伝えるのも
理解するのも難しいのです。
図形の反転に近い作業ですね。
正面がこっちになったら、「出る場所は貴女はここよ」って伝えても子どもたちは無理なく踊ると思います。
実際に今日、正面をひっくり返して、出る場所は違っていてもあとの振りは間違えずに踊り抜いた子どもたち(笑)
ただ!
【舞台で踊る】という事も徐々に身につけて理解していってもらいたいところ。
そこでまずは
舞台には上手と下手があるということ
そして
自分たちがどちら側に立ち、踊り始めるか
という事も把握する練習をしていきましょうね。
踊る側からみて
上手は客席(正面)に向かって
左手が上手 (客席からみると右側が上手です)
右手が下手
この理解をまずは入れてみようと時間をかけました。
最初はチンプンカンプンな子どもたちでした。
でも正面がひっくり返っても、自分の踊る踊りがわかっている様子をみていると、上手と下手がなんなのか
というところは把握できそうだなと感じ
最後まで頭もフル回転して
手を上げながら正面を何度もひっくり返す作業を繰り返してもらいました。
シンプルに
上手は左手側
下手は右手側
でも伝え続けたら分かったのかもしれませんが、子どもたちが理解している踊りの振りと並び方から紐解いて、少しでも押し込むのではなく
私はいま右側に立ってるんだ
(→だから下手なんだ)
という認識を持ってもらいたくて時間がかかりました。
さぁ
次回
彼女たちの頭の中の整理と把握はどのようになっているか
わくわくです。
わからなかったらまたやり直せばいい♡
右手と左手だけは意識をできるようにお家でも声かけてあげてください。
YUKI
