
YUKI
目覚まし
本日より時間を変更してのレッスンです。
2nd〜Jr.の合同レッスン。
今日は全員【目覚まし】レッスンだったかな?
というのが感想です。
試験休み明けで、まだまだ身体も戻りきっていない
上がりきっていないJr .のこたち。
一方
キモチの準備が整っていなかった2ndの子たちです。
先にJr.
先週のおやすみ明けに一度自分に焦りを感じてしまっていた子がいました。
人って一旦キモチが爆発すると、案外スッキリ整理がつくこともあると思うのです!
今日その子は、「今」の自分の身体のことを冷静に受け入れているように感じました。出来ることからコツコツと。
また原点に戻っていたようでした。
レッスンの中で着々と気持ちを上げ、身体も着実にあげていました。
明日はおそらく、またゆっくり彼女のペースで心身共に持ち上げてくるのではないかな♪
そんな気がしています。
それが出来たのは、こんがらがったキモチの経験のあとに
【「今」の自分を受け入れる】
という整理ができたからではないでしょうか。
きっと自然と。
このメンバーのなかでは、彼女だからこそそのことを深く理解ができていることだと思います。
言葉の理解はあっても、実際に自分がどういう時にそうした方が良いのかは、なかなか難しいことだと思います。
大人でも同じですね。
だけど
若いからわからない
子どもだから理解は難しい
のではないと思います。
これまでの時間のなかでその人自身が、あらゆる直面に立たされた時に
それをどう感じ、自分を理解して、越えようとしたか
ということが関わってくるのではないかなと思います。
彼女の場合は、持っていたこだわりや感覚に強さがあって、そのままではなかなか「うまくいかない」ことがバレエでは特に多かったことがありました。
そのたびに、私からの忠告、注意、話し合いを重ねてきたなかで
まずは「自分にはこういう部分がある」ことを一つずつ知ることが大切。
そして
それをわかったうえで、バレエでは1つひとつ焦らず受け入れる努力も必要
ということを言い続けてきました。
このことを受け入れること自体が、とても大変なことだったはずです。
それでも、「やっぱりバレエが好きだから」こそのチカラで、着実に彼女のペースで聞き入れ、あらゆる場面に直面した自分をそのつど理解して、積み上げ、積み重ねています。
2ndの子たちも、それぞれに強く持ったこだわりや、今は(まだ本人は気づけていない)それぞれの特徴があります。
良い部分も、また逆にそのまま突っ走っても跳ね返りが強いであろう部分も共に。
年齢もとても今乗り越え時期だと、私は思っています。
そんな彼女たちも、バレエのレッスンのなかで、それぞれが少しずつ先輩の姿をみて変わっていることは事実です。
またユキセンセイからの忠告をまずは素直に受け止められるようになってきています。
ここから、どんな風にバレエを通して自分を見つめ、磨き、理解していけるかどうかは
彼女たち自身のチカラでもあります。
今日はレッスンのなかで、久しぶりにそれぞれ越えなきゃいけない「自分の弱さ」が見えていました。
単純に、
尻込みしちゃうとか
準備不足だったりとか
些細な部分ではあるかもしれませんが、レッスンの中でそこを改善していくよう自分でエイ!
と奮い立たせてくれると嬉しいです。
ユキセンセイはうるさい。
だけど、この煩さには絶対に尻込みしなくなっています。(笑)
だからこそ、そんな時「今どうすべきか」
自分で自分を切り替えてレッスンを受けることがまずは大切!
こういう時ユキセンセイからの投げかけに反応してください。
そしてその先々で
「こういう時にどうしてもこうなる」
という自分が結びつき理解できていけたら、切り替わる方法や術も自分の中で見出せていくことも可能かもしれません。
なかなか先長く感じるようなことではありますが、うるさくしつこいユキセンセイの声に
まずは反応して
良い意味でユキセンセイを跳ね返してみせるくらいの強さを持って欲しいと思いました。
レッスンの後半にようやく見られてきたこのキモチ。
Jr.の子も後半には身体が感覚を取り戻しつつありました。
だからこそ今日のレッスンは
明日からのための【準備】
【目覚まし】レッスン
だったかな
と
明日に繋がりますように♪
と期待していますよ。
YUKI
