
YUKI
90%自力の意味
それぞれ
浮き沈み繰り返しながら、前進中です。
それがそれぞれにあって「いいな」と感じます。
レッスンを見ている最中は、正直そんな気持ちだけで子どもたちを見ている余裕はありませんが、いずれにせよ人間らしく成長中。
今までにはなかったいろんな感情がわいてくることで、どちらも
心もたっくさん動かしています。(今日のことだけではなく)
日常の中でも様々な経験をして
いろんな感情と共に、心動かし、感じ、考え、自分のために答えを出していって欲しいなと思います。
その都度。
自分でね。
今日レッスンでは
気持ちに余裕があった子と
途中からざわざわしてしてしまった子と
心の差が出ていました。
意欲や姿勢の点ではどちらも差は無いです。
しかし、気持ちに余裕があった子は穏やかにレッスンに集中できていて、姿勢と意欲や意識は、より高さを感じました。
正直、驚いたほど。
身長が伸びたのかな?
と思うほどでした。
こういう時は、子どもたちの背中の伸びが違います。目を見ても、泳ぐことなく真っ直ぐに視線を集中できます。
どちらも、この力はもうすでに持っています。
今日の場合は何か彼女たちに違いがあったのかと敢えてあげるならば、
[準備]の余裕
の違いがあったのではないかなと思います。
その後、たまたま想定外のことが起こってしまったこともあり、心が落ち着かなくなったなと感じる子もいました。
これも経験ですね。
そしてここでも、意地悪ユキセンセイですので
サポートはしますがフォローはしません。そしてそのサポートもできる限り「子どもたちの自らのチカラが90%」です。
もちろん、状況にもより変化します。
今日は、「ペットボトルの蓋が開かない」ということでした。
手が汗で滑っていたのでしょうね。
「手が滑るなら、どうしたら開くか工夫をしてみる」
この声かけまでがユキセンセイのサポートです。
開かない→開けて
もちろん良い判断でしょう。
でもそこに、自力のもう一工夫するチカラをつけて欲しい。
この先彼女たちが生きていく上でもバレエをする上でもきっと必要なことです。
ユキセンセイが突き放したと感じた彼女は、ムッとして悲しくてそのあとなかなか気持ちを取り戻せませんでした。
今日、明日で、
ユキセンセイが10%ほどしかサポートしないことの理解を、子どもたちにして欲しいとは思っていません。届く必要もないと私は思っています。そのYUKIセンセイの対応に、いろんな感情を抱くことも子どもたちにとって必要なことだと私は思います。
でも、またの機会の時に彼女には伝えたいと思います。まだ言わないかな。言えないかな。
想定外のこと
これもたくさん経験してください。
その時、一旦落ち着いて次にどうしたらいいかを考え行動に移せるようになりましょうね。
「自分でどうにか考える」ということも、咄嗟にしなくてはならないことも、これから先増えていくはずですよ。
YUKI
