比べず焦らずに

レッスン前に子どもたちから 「クリスマス会の打ち合わせと練習をしたいので、この日のこの時間を使わせて欲しい」 という申し出を受けました。 良い調子! 彼女たち主催のクリスマス会のイベントです。 そのために「こうしたい」を自分たちから伝えてくれたところに成長を感じました。 では、その日までに裏方センセイへの指示もある程度欲しいなと伝えました。 やることいっぱいだけど、前に前に進めてくださいね。 この時間 この準備 きっとあなた方の今後に バレエにもきっと繋がるはずです。 よろしくね。 ******** エクササイズからスタートしました。 足先のエクササイズではJr.は特に今まで以上に集中して向き合っています。 全員シューズをフルソールからスプリット ソールに変えて、今までとは床の感じ方も足先の意識も変わってるはずです。 先端まで自由にしなやかに動かせるように、バーでは特に足先の使い方からボディの引き上げへと繋げてもらいました。 フロアワークではアンシェヌマンの練習だけではなく、ポーズの練習もまた加えています。 そこには軸の捉え方から シューズを変えたことで感じる足先の意識。 自分の軸がパワーでねじ伏せられていては、見えてくるポーズのラインも繊細なものにはなりません。 しっかりと伸びた身体のラインが見えるように(土曜日にも言いましたが)、軸に足りない部分のトレーニングと! ケアやストレッチをお願いしますね。 【表情】 これも続けて言われていたことですが、今日は意識を持って私が口走る前に気をつけてくれた子もいました。 見ている側は笑顔を見るだけでも目がいきます。そして笑顔から見られる動きはまたさらに良さを引き出すことは間違いありません。 どんな日も続けてください。 自分で気づけない注意は互いに見ると実感できることもあります。 言われていることはこういうことか! お互いに目を向けることで、自分に戻してください。 ただし あの子ができていて自分はできない という比較ではなく、自分に言われていること足りないことを自分の中に取り込むために向けてください。 自分が動くときは自分に全力を! 終わった後も言われたことを個々に確認したりもしている姿が増えましたが、その時も誰がどう思うとか関係なく自分と向き合い、自分のために全力を。 これはとても難しいけれど もちろん誰が上手とか自分より秀でてることに悔しくなる気持ちもわかるし大事だけど その矛先は全て 自分が上達のために向けてください。 誰かよりも上手になる という張り合いだけではなくて... ただ自分がどうしたいのか そこに集中してね。 誰かと比べてしまえば、やがてその火は消える日が来ます。 消えるというか、消されてしまう。 自分自身に。 私はそう思います。 仲間と踊るためにも 自分自身のためにまずは全力を! 仲間を支えに自分に力をね。 YUKI