見えない明日を見る

子どもたち自身 私からの提案に興味を持って、突き進んでみたいキモチがよくわかります。 質問をくれた子には、今できるお返事を返しています。 レッスンを見ていても、あきらかに何かに挑みたい!気持ちはみえています。 ではそこをもっとハッキリと打ち出せる勇気と自信を持ってほしい。 フロアワークの時に 一旦音を止めて 「これから目標に向かうためにも、一回一回のレッスンやアンシェヌマンを、 「ユキセンセイにみてもらう」 のではなくて オーディションやコンクールの審査をされているつもりでやってごらん」 と声をかけました。 それから 単にコンクールに出る! とか何かに参加する! という目標ではなく、もっと高い目標を持つよう薦めました。 自分がなぜそこにチャレンジしたいのか? チャレンジする以上は、結果の目標地点を決めること。 「私なんてできない」 とか 「私のレベルじゃ〜」 とか マイナスは一切思う必要なし! その私をこれからさらに変えるべく目標を持つこと。 うんと高くていい。 極端な話 「世界のバレエ学校に入る!」 くらいで結構 「コンクールで1位をとる!」 その意志がほしい。 と伝えました。 そのあとは別人。 これを伝えて変われる子どもたちの様子を見て、胸が高鳴りました。 地味に地道にコツコツコツコツ積み上げている彼女たちは 私の自慢です。 外に出れば、レベルが高い子は山ほどいるでしょう。 そうじゃないんです。 まずはこの精進できているチカラはもう彼女たちの力です。 だからきっとこのまま外に出てもきっと本人たちの意志が強ければ生きていけるでしょう。 そうその意志。 外へ出てば自分が小さく感じます。