「苦手」と向き合う

愉快な2ndクラス。 今日は2人とも学校から早く到着。 スタジオで宿題を先にしている子もいましたし、早く来たけれどレッスン後にして帰っている子もいました(笑) 「先に済ませた方が楽ではないかな?」 と思ったけれど、ふと思いました。 どちらでも構わないなと。 バレエのレッスンの勢いのまま、宿題を済ませられるのならそれはそれでステキかなと。 いずれにせよ、たとえ宿題に嫌気がさしてもやらなくてはならないことに変わりはないこと。 こう書くとお堅いセンセイみたいですけれど(笑) いずれ! いつか! 社会に出た時に、「やらなくてはならないこと」は山ほどありますからね。 また一瞬でも机に向かい落ち着いて考えるという時間は、人にとって大切な時間でもありますからね。 それと!! 不平不満は、提示されたことをまずやってみせてからしか言えないし通用しないこともありますから、ぜひ【宿題】という時間に向き合うことも大切に(笑) 不平不満のくだりを感じたのは、高校生の時だったユキセンセイでした(笑) そしてこの宿題に対する考えは 完全に私の勝手な考えですので、適度に受け流してくださいませ。 ********** レッスンの中で、今日は2人にこんなことをたずねてみました。 『バレエの中で自分が自信を持てるところはどこ?何?』 案外悩む2人。 根が真面目で、性格は違うけれどどちらも結構 頭の中に描いている理想は高い気がします。 だから 自分に対して 「出来ない」 とか 「苦手」 を感じることも早く、気持ちが下ることもあるのかな。 1人の子は、それを察知してしまうと おふざけモードで逃げていることも以前まではありました。 最近は少なくなりましたが、真面目に取り組みたいけれどなんだかその自分に恥じらいを感じる部分と、「どうせ〜〜」という少し諦めが半分見え隠れします。 けれど子どもらしく素直なところはそのまま 好きなこと には、意欲的に取り組みます。 今日たずねた時に「自信」という言葉に対しては答えは出なかったけれど 「好きなことはなに?」 と聞けばバレエステップの名前が出てきました。 その答えに 「それがあなたの得意なことで自信を持って大丈夫なことだと思うよ!」 と声をかけるとなんだかホッとした表情にこちらもホッとしました。 ではでは 得意なことをもっと得意にするためにもこうしてみよう! というところから バレエステップの成り立ちを分解して バーワークの必要性へと繋げて展開しました。 その中には彼女たち自身が「苦手」と思うことも詰まってるからです。 でも「得意」あるいは「好き」 なことをさらに自信に繋げられるほど磨くには この「苦手」 と向き合わなくては上達はありません。 彼女たちの良いところはここ! 紐解いて話すと「納得」ができる頭の回転の良さと素直さです。 そこからイキイキとした姿が見え始めて明日がまた待ち遠しくなりました。 雨だから 明日も気をつけておいで YUKI