持ち方自分次第

泣かない これは、自分が上達するための鉄則です。 どんなに悔しくても どんなに苦しくても 好きでやっているバレエで 上達したい!!と心から思うならば余計に。 単純に人よりも上手になりたいなら余計に。 泣いている間に、他の人は先へ進んでしまいます。 レッスンで悔しかったこと 言われて突き刺さって苦しいことがあったら 持ち帰って泣いてください。 厳しいようですが、涙を人前で見せるようなメンタルでは先へは進めません。 言われてすぐに受け入れられないこともきっとあることだって分かってます。 人間ですもの。 でも、そこを一旦受け入れてやってみる・やってみせようとしてください。 子どもたちには、言い続けていることです。 このクラスまで来れば、本人がトコトン好きだから通っているはずです。 その前提でのお話です。 ということも、子どもたちには伝え続けています。 どうしても、言われると泣き腫らす子がいます。彼女が今夏までにどれほど泣かずに強くなっていけるかセンセイは待っています。
泣いてヨシヨシされるような年齢じゃありませんよ!
ましてや好きなこと。
泣いていては、しっかりとセンセイの言葉も受け止め受け入れられないはずです。
******** フルワークの後に、それぞれリハーサルをしました。 3rdの子たちは、気持ちは切り替え進んでいますが、そこにいま キッツイ時にもう一踏ん張りすること。 体力は気力次第で伸びていく部分が大きいと思います。 その体力も気力も充分な2人だからこそ、気力の部分に「自分で身体に言い聞かせること」 を取り入れてリハーサルを積むことを積んでいます。 「頑張る!」 だけの言い聞かせじゃなく 例えば、自分が注意され続けていること をその時その時ピンポイントで言い聞かせることです。 つま先 顔 膝 背中 動きの一つ一つに何か一つでも意識を持ち続けてリハーサルをしていきますよ。 Pro-adの子にも、同じようなお願いをしました。 踊りの中で彼女が今現在【苦手】と思っている部分があります。 でも、最初の一回はは必ずレッスン出来るようになりました。 じゃぁ! 最初に一回できたことは、2回目も必ずやるんだ! やってみせる! その強い気持ちで望む必要があることを伝えました。 今までの彼女なら、そう言ったからといって出来ませんでした。 彼女が弱いからではありません。まだそこまで身体も気持ちも到達していなかったからです。 でも今の彼女ならきっと出来る。 ノートにも 【疲れた時は自分の気持ちの持ち方次第】 と書かれていたからこそ、あえて私からもうひと押し背中を押してみました。 それを伝えて受け入れた彼女の3回目。(2回目はくちゃくちゃでした(笑)) 見事にやりぬきました。 強い意志とともに身体の軸もまっすぐ見えました。 気持ちの持ち方一つで変わります。 でもその持ち方一つで変えられるようになっているのは、彼女の努力の賜物です。 YUKI