面と向かうということ

週末のレッスン時間の変更を、お母さんに確認をしてくるようにお願いした子たちがいます。 その確認をしたところ、何ともはっきりと伝わってこない子がいました。 「確認をした結果」 をセンセイに伝えて欲しいけれど、なんとも曖昧な返事に喝! もう一度やり直し! しっかりと確認をとって、変更が可能なのかどうかをセンセイに伝えること。 それでもまだ曖昧な返事に 「では、レッスンはしないのですか?」 と(若干大袈裟に)叱られたあとは 「いや!レッスンはやります!」 とそこはハッキリと言う(笑) はい、自分のやりたいことなんだからきちんとまずはお母さんに確認して行ってきますを伝えてください。 なお、このことに関しては親御さんには連絡済みのことではありますが、子どもたち自身がやりたいことには少しずつ責任を持たせたい意向故です。 子どもたちを介すと、時に時間を要することもありますが、子どもたち自身の成長には欠かせないことだと私は思っていますので、お付き合い宜しくお願い致します。 いつもありがとうございます。 ********** レッスンはポアントワークを行い、その後に小品集の振付を進めています。 レッスンやリハーサルの中では、気持ちの浮き沈みなど問題もなく言われた注意がどんなに難しいことでも突き進んでいる子達です。 その前後、本来ならばここまでうるさく言うべきではないことでも 挨拶の仕方 スケジュールの確認や把握 掃除の仕方 言葉の遣い方や伝え方 も当校ではどのクラスでもどの年齢でもレベルや成長に合わせて伝えていきます。 それがバレエを習う・学ぶ と言うことでもあるからです。 人と人が改めて面と向かうと、恥ずかしいことやこそばゆいこともあるかもしれませんが、わかっている間柄だからこそ大切にしてほしいこともあります。 たわいもない話もできるようになった子どもたちです。 でも、【区切る】【切り替える】ことは人と人が繋がっていく中で大切なマナーです。 大切な間柄だからこそ、大切に思い向き合いましょう。 画面の中のやりとりではありませんよ。 センセイは目の前にいます。 友達も。 お母さんだってね。 YUKI