リハーサルからみえてくること

フルワークの後に、それぞれリハーサルを入れました。 リハーサルの中で言われる注意は、「レッスン」中に言われた注意とやっぱり同じことが多いことに気づいて欲しいなと思います。 Jr.のメンバーは、もう十分わかってると思いますが、3rdの子もこのリハーサルの中で少しずつ自分で気付き始めてるなと感じます。 自分のリハーサルの順番待ちの間の姿勢が変わってき始めました。空いた時に、Jr.の子もそれぞれ合わせをしたり、怖がっていた鏡に目を向けようと動き始めています。 upperのクラスの日誌にも書きましたが、特に古典作品は【基本に忠実】である必要性を、教えている私がおそらく1番、改めて改めて感じています。 子どもたちを通して、改めてバレエの奥深さと面白さを感じさせていただいております。 それは、子どもたちが着実に成長を続けてくれているからこそ感じることです。 踊りを通して、子どもたちがまだ出来ないところを振り返るには、どの基盤を固めていけば良いかなど、教える身として復習と予習と反省を繰り返しています。 リハーサルを始めてみて、子どもたちにとっては、【まだ出来ないところ】があることを嬉しく思います。 そこには教師として、彼女たちが出来ない1つ1つのことに対してどう伝えていくべきか 今の彼女たちの身体に何が必要で まだ時間がかかることなのか 言い換えたら変わることなのか 見えてくる幅がとても広がるからです。 それも含めて、子どもたちが今回【舞台】という大きな目標に向かっていける環境を準備出来たことそのものに、ママたち始めご家族の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。 私個人が教えている小さな教室ではありますが、私の一存のみで走れることではありません。 日々のレッスンにしても この発表会という舞台に関しても そのためのリハーサルという時間にしても 全てにおいてです。 子どもたちのために と思い用意したことでも、ご理解がなければ私はじめ、子どもたちも目標に向かうことはできないからです。 ただただ、楽しいリハーサルです。 楽しいは、たっくさんのダメ出しとともに たっくさんの課題を子どもたちに提供出来ること。 またそこに子どもたちが悩みながらも、没頭して繰り返し挑む姿と変化していく姿を見ることができるから ただただ楽しく 嬉しい時間を共に過ごしています。 半年後、きっと舞台を目にしたママたちは子どもたちの成長に大きく驚かれるのではないかなと、 今の段階でも思うほど、このメンバーそれぞれが毎回奮闘しています。 基礎に加え 新たな役作りも課題である今回。 子どもたちが、楽しくも厳しいYUKIティのリハーサルでどれほど変化していくか楽しみです。 もうかなりリハーサル時間が過ぎた頃 もう何回かやっておきたいなと思い、念のため! 子どもたちに「まだ出来そうかい?」 と声をかけました。 足はもう笑ってしまうほど力が入っていないことも知っていましたからね(笑) それでもその声に 「全然!(平気です)」 と言わんばかりの顔して頷く目が生き生きしていたことが とても印象的でした。 Pro-adの子達は、そのあともう一踏ん張りしてもらい踊りの練習をしました。力の限りを尽くしたのか、全力全開パワーの踊りに
見ているこちらがパワーを吸い取られてしまいそうでした(笑)