愛を信じるかい!?

バーワークの後にポアントワークを行い、振付に進む。 今日のレッスンの流れです。 ポアントワークの時に、 「もっとこうして」 の声になかなか身体が反応しない子がいました。 今私が変えたいのは、この子の気持ちの解放です。 バレエ上達 以外にもなんでもそうだと思いますが 「スキ」 な気持ちで伸び伸びと学ぶことが必要です。 もちろんレッスンは厳しいし、私も厳しいのですが、伝えたいことは 「自分がどうしたいか」 「自分がどうなりたいか」 そのまっすぐな気持ちをレッスンにぶつけて欲しいということです。 単純に言えば、今日の木曜プレクラスさんの日誌にも記しましたが、 「お背中ピーんだよ」 の声に これでもかーー!!と言わんばかりに ありったけの気持ちで身体をピーーーンと伸ばす ような反応。 大人になるにつれて、消えていきやすい部分です。 でも上達には欠かせない、そんな姿勢 そんな意気込み そんな素直さ 誰かに追いついてやる 誰かを抜いてやる そういう闘志も必要ないとは言いませんが、 単純に誰かを見て 羨ましい 悔しい 想いは、自分に向けることが必要です。 自分以外の誰かを羨んでも上達にはならず。 鍛えられた自分の身体と気持ちで踊った美をお客様にお届けします。 思春期の子に、難しいことだと言われる方もいらっしゃることは重々承知ですが、 ここだけは私も譲れません。 もちろんバレリーナになるともなれば、 数えられないほどのダンサーの中から選ばれしものだけ というシビアな世界です。 根性も必要。 でもね、最終的に大切なのは 自分がバレエをどれだけ愛せているか そしてそこに全て注げるかどうか 注ぐには、まっすぐな想いで受け止めて、 大好きな気