綺麗って

レッスン前に 身体をじわじわと解し 気持ちも少し整えながら呼吸を整えました。 子どもたちの年齢が上がるに連れて、ココロの浮き沈みも当然出始めています。 時間に少し余裕がある水曜。たくさん呼吸も身体に取り込みながら、気持ちもリラックス! 少し子どもたちの空気が穏やかになったところで、体幹トレーニングを入れてフルワークを行います。 (ずっと穏やかなままでは、レッスンにはならないこともありますからね(笑)) ********** バーワークを終えてフロアワークにうつるまでの間に 【リンバリング】を子どもたちは各自行います。 (Limber ...柔軟にする とか 柔らかくする という英語です。Limbering up 準備運動 予備運動 というような意味になります。バレエではバーを使って行う柔軟運動を 「リンバリング」と呼びます) その時に、ふと目に留まった子のストレッチポーズがとても美しく驚きました。 我が生徒のことをこんな風に書くのは、少々こそばゆい感じなのですが、 おお!綺麗に伸びてる! と本当に一瞬時が止まったほどです。 本人にも思わず 「綺麗になった!」 と伝えてしまいました。(ウッカリですぜ(笑)なんて冗談) 時々にこういう瞬間が増え始めました。 子どもたちが成長している証拠です。 しかしながら 身体もまだまだ変化していく不安定な時期にも関わらず、 綺麗 美しい そんな瞬間が見えるのは本人たちの意識や 自分と向き合っているからこそだと私は思います。 【美】 って単純に手に入るものではありません。 特にポーズ ポジション 動き の中での身体美は、磨き上げられてこなければ人の目に留まることはありません。 少なからず、なにもせずに「綺麗」なポーズが取れていた子どもたちではないことを私は知っています。 だから。 だから!! よく頑張っているし これからもまだまだ続けて見て欲しいと思います。 昨日、「鏡をみなさい」 ととある子に投げかけました。 その意味は少し深めなのですが(笑) 同じ場に居合わせた子どもたちが、それぞれにその言葉を解釈してノートしていました。 しっかりとそれぞれが、キャッチしたままに綴られていた文に、それぞれの情熱を感じましたよ。 ほかの人にかけた言葉を 一人ひとりが噛み砕き、頭の片隅に留めてくれていることに感謝です。 必ずや、自分の力となる日が来るでしょう。 ********** 今日はレッスン後は、小品集のリハーサルをしています♪ 私の振り付けに一同、空回っています。 YUKI