この時間ください。

今日最後の日誌はupperクラス。 レッスン自体はいつも通りお昼の時間帯でした。 でも、どうしてもこのクラスの今日のレッスンを言葉にするには難しく、私の気持ちも整理がつかなかったので最後に書くことにしました。 高校生 華やかで1番素敵な時期です。 女の子にとっては感情もたくさん揺れ動く時期です。 女の子から女の人へと、気持ちも身体もしっかりと変わっています。 大人になっていくからこそ、ガミガミ言うことも減らし、自分たちで考えもがき這い出して上がって欲しいと願っています。 2名は、幼い頃から知っています。 それぞれに今 何かに悩み 華やぎ 時に俯き パッと逃げたくなることだって抱えていること みていてよくわかります。 でも レッスンでは、一旦そんな自分を遮断し 集中力と意欲を高めてください。 そのことで見えてくることも スッキリすることもはっきりとわかっていくはずです。 意識が低い子たちではありません。 でも、今の自分の出来る限りをもっと尽くし高めなくては、変化している身体にも心にも流されてしまいます。 しばらく様子を見ていましたが、柔らかく遠回しに言っても、まだまだ届かない部分の多さと、持っている能力も綺麗な心も磨かれていかないと心を鬼にしてぶつかってみました。 レッスンを通して見える 油断 甘さ 甘え その全てに今日は私は「NO」を言いつづけました。 歯をくいしばる ほど 神経集中することの大切さを今一度、彼女たちに伝えようと思って向かいました。 決してダラダラ稽古をしている子たちではありません。 でも、私にはわからない「何か」 それが恋なのか、人間関係なのか、勉強なのか、そこまでは見抜けないけれど、引っかかっている何かがあるなら、一旦レッスンでは引き離して全力注がせたい。 今私から見える彼女たちの不安定さを、レッスンを通してほんの少しずつで構わないから真っ直ぐに立て直して欲しいなと感じています。 そして自己形成に繋げてください。 貴女は貴女らしく 貴女のままでいいのだから。 注いでください。 先生との時間をどうぞ先生に全部ください。 それくらいの気持ちで、先生は高校生たちを待っています。 YUKI