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小姑日誌


小姑みたいな先生日誌

レッスンの後半に身体も重たそうな様子から動きが全くはっきりしなかった子がいました。 1つ1つのパも流れてしまって、それが連なると余計に何をやっているのかわからない。 本人には 「手を抜いてはいないのに、手を抜いているように見える」 と伝えています。 多分、軽く見せようとしすぎて何もかもがハッキリしなくなっていたのだと思います。 余計な力を抜く ことと 力を抜いてしまう(ように見える) ことは全く別物です。 抜こうとする前に、やるべきことはキッチリハッキリとすべきです。 でも「身体の慣れ」で動いていたことも事実あると思います。 少し気の緩みといいますか、何やら人には伝えられない葛藤は今日は見えていました。(なんだかわかんないけど、重たい。モヤモヤする) そのネガティヴな心模様は、その後のテクニック練習にも出てしまいました。 指定したことの(回転ですが)チャレンジを諦める様子が見えました。 彼女が苦手で、今向き合わなくちゃならない部分です。 [どうせできないから] が、見える。 それは違う。 そして、やってはならないことです。 守りに入るのは、自分の身体のことがわかるようになってから プロになってからにしましょう。 (プロはきっとしないです。) この注意で、少々目覚めてくれた様子です。 その後、コンクールの練習をした時でした。別の子に彼女自身のことで、 「音の直しをしておいたよ」 と伝えたところ 首を何回か頷かせた反応でした。 うん。 コレもまたおかしなことだな。 と、伝えました。 「誰かに何かをしてもらったのなら、お礼は言いましょう」 そして理解したことにせよ頷くのではなくて返事くらいしましょう。 どこへ出ても恥ずかしくないように。 社会に出た時に必ず役に立つことですから、出来るようになってください。 ******* 小姑みたいな話ばかりしてしまいましたが、 最後に「成長!!」 と嬉しかった行動をとった子もいました。 1人じゃ行動出来なかった子(うちではね) 自分はレッスンを終えていても、友達を待っていた子。 今日はささっと着替えて 「ありがとうございました!!」 と良い顔で先に帰りました。 凄いことです!! 何か彼女の中で前に一歩踏み出したのではないかな。 YUKI

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