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ピピピッ


1stクラスから2ndクラスに昇級を目指している頑張り屋さんは、今日は学校が6時間でした。 来てすぐに、急げばたくさんレッスン出来るのですが、 「急ぐ」こと が得意ではありません。 疲れているから余計にです。 でも、バレエが大好きだからレッスンはしたいんです。 そこのギャップ。 少しだけサポートさせてもらいましょう。 以下方法は様々です。 賛否両論はあるかと思いますが、 その子自身のプラスに その子自身が楽しく クリア出来れば良いかなと今日はタイマーゲーム! 「3分でどこまで着替えられるかな」 と今日は本当にタイマーを設定!漠然と時計を読むのではなくて、ピピピッってなる方です。 よーーーい!スタート!!!! 目がキラキラ輝いていたので、大丈夫だなと思いました。急かされている気がして嫌な子もいますからね。それは人それぞれ。 彼女の場合は、このゲームはオーケー! そしてピピピッなった時 「どこまで出来た?」 と聞いてみたところ、全部着替え終わっていました! 「すごいじゃない!!!やりますね〜」 の声にニヤリ。 その後のお団子も自分で(いつもよりは)テキパキ結えてレッスンに入りました。 レッスンに入る前から、いつもよりもなんだか心地が良いので新しいチャレンジエクササイズも出来ました。 バーワークも、自分で順番を憶えようとする姿勢が前回よりも上回っていました。 私も少しずつ少しずつではありますが、彼女のことを理解ができるようになっています。 というのも、大体がいつも笑っている子です。 そういう子の中には、少しばかり内に秘めやすく抱え込みやすい子もいます。 表だって 何をどう考えているのか 本当のところが見えにくいので誤解も受けやすいこともあるのかなとも思うこともあります。 あくまでも私の見解です。 でも彼女のいろんな日をみてきましたが、私も多面的にみて、いろんな事を繰り返してみないと行き詰まります。 彼女だけではなく、子どもたちみんなです。 その試行錯誤の繰り返しをしながらレッスンをさせていただいていますが、何よりもそのこと自体をママたちが理解をしてくださっていることに感謝しています。 さて今日の彼女は、なかなかの集中力で笑いあり食いしばりありで奮闘の70分。 最後に集中力も体力も限界だなと感じた時に ふと私から彼女に質問を織り交ぜました。 その時に、プツリといつもの姿に戻った彼女。 まるでお友達と話すかのようにです。 そこでは注意を促すことはせず話を聞いて、 最後にあと一回!の踊りの練習を取り入れました。 結果、今日で一番最悪な出来でした。ボロボロに間違えて今までの彼女とは別人でした。 そう。それでいいんです。 それがみたかったんです。 バレエが好きな彼女だから、ここは一生懸命でいながら失敗する場所。 そして何よりも、先生はあなたのことが知りたい。 ぐっちゃぐちゃな姿を見れて良かった。 そして、また1つ学びました。 先生とお話しする時の意識が切れちゃうと、もう頭の中はバレエのレッスンには戻れなくなっちゃうこともね。 大変だね!バレエって。 でもすごいね!そんな大変なことを楽しいって思えて頑張れるんだもん。 YUKI

#要町 #千川 #バレエ教室

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