変幻自在の可能性

夕焼けがとっても綺麗でした。 スタジオの窓から見える夕焼けが、とっても美しい時があります。 子どもたちが、奮闘したあとの夕焼け。 「お疲れ様〜!!また明日」 そんな風にお日さまが手を振ってくれているような気がします。 [今日]という日にどっぷりバレエに励み、存分にその時間を楽しんだ今夏。 子どもたちのいろんな顔 出来た時の嬉しそうな顔 悔しい時の泣いた顔 そして 楽しくって楽しくっての笑い転げた涙目の笑顔 どれをとっても[今日]という日が充実していたんだろうなって感じます。 ****** 今日は身体を心地よくあげる程度のウォームアップからレッスンスタート。身体全身を、とにっかく伸ばして伸ばして動くこともレッスンの前に感じて欲しかったのです。 縮めて固めずに、伸びて遠くに引っ張る! この夏休みに少し進歩したことでもあります。 固めずに、伸びる。 そのためにもブレない軸は必要なことの理解を子どもたちそれぞれが深めています。 「伸びる」 レッスンの中でとても印象的だったことがありました。 今日は、とあるバレエ作品のレッスン音楽で通していました。そもそも、この音楽をチョイスした理由は、 拍の取り方が難しいから です。 音楽的なセンスや感性、感覚も必要になってきます。私は、音楽的な講義は出来ませんが、踊りの中で
どんな風にカウントをすれば良いか
どんな風にリズムやアクセントを取れば良いか
どんな風に表現すれば良いか(の一部)
を教えたいと思っています。 3、で一部と表記したのは、[表現]方法は私が伝えてもそれは一部に過ぎないからです。踊る人そのものの持ち味になってくる大事な部分だから。 この3、を今日は1つだけ!Vaでもなんでもなくごく普通のフロアワークの中で取り入れました。やっていることはいつもと然程変わりはないのです。 でも、どんな作品でどういうシーンか どんな風に動いたらそのシーンを表現できるだろうか?? 少し大人っぽい作品です。 まだまだ小学生の女の子たちにとっては、これからの人生の経験の中でわかることも増えていくことかもしれません。 でも、 そのシーンがどういう状況にあるか どんな風に踊ったらそう見えるのか ということはきっともうわかるはず。 わからなければ、シンプルにその曲を聴いた感覚を大事に動いてみること そう伝えたところ! とんでもないほど素晴らしい踊りを披露してくれた子がいました。 その子が変身・変幻出来ることはわかっていましたが、さっきまでとはまるで別人。 全部さらけ出して、彼女の想いの丈が見えるようで驚きました。 今まで、その長所がまだまだ活かせるほどのレベルではありませんでした。テクニックも少しずつ身に付き、ポジション等々も安定してきた今だからこそ見えた変化でした。 お見事でした。 良いものは良い!! 素晴らしい!! 今日ばかりはそう言葉にしたYUKIティでした。 1人ひとりが変わろうとして変わってきた夏休みです。この成長をお届けできる日をお待ちくださいね。 YUKI