転んで前進

先週始まった夏休みも、 ア!! っという間に1週回りました。 子どもたちとの充実した夏休み 1回1回にギュッと込めましょう。 今日のレッスンのスタートは、ウォームアップから開始。 いつもよりも気温がやや下がりました。過ごしやすい温度です。 スタジオも身体が上がってくるまではクーラーをおやすみ。窓を開けていても、通り抜ける風も熱風ではなくて心地よかったほどです。 子どもたちもレッスンの途中、やはりいつもよりは自分から水分補給は少なめでした。 でも!こればかりは危険! まだまだ全然平気〜でも、口に水分を含むだけでも構わないからと、給水はこまめに声かけして飲ませています。 急に気温が下がったここ2日。 とはいえ暑さは感じますね。それでも気づいていないところで、体もあたたまっていません。 そこで(前置き長くて失礼!) 今日はちょっとばかり、心拍数をあげるアップを一緒に行ってからレッスンへ入りました。 ****** レッスン開始前は、 昨日の75分のトレーニングとみんなで身体チェックをし合ったエクササイズを自分たちで、していました。 真剣に。 でも楽しそうに。 そうここからが少し!気分夏休み。 楽しそうが少し行き過ぎている感じがありました。 レッスンの中で、その「楽しさ」がプラスになれば良いけれど?? ちょっとだけ心配していたところでした。 心が溶けて、身体の力も良い具合に少し抜けてどんどんその心地をプラスにしている子もいます。 いつもよりは、ちょっとばかり夏にお疲れなのか、おやすみモードなのか、気配が消えてしまっている子もいます。 一生懸命にレッスンに向かっていることは間違いないのですが、このメンバーは自分たちで「自分自身」と向き合う意識がないと、レッスンの意味がありません。 それはもう、子どもたち自身が分かりきっていることです。 でもその意識。忘れると自分の弱さがたちまち現れてしまうのです。身体を動かすって心も頭も丸見えですね。 こういう日があってとても良かったと思います。 でも、正直に子どもたちに伝えます。 今日注意をしたことは、その子にとってはとても打ちのめされてしまうほどのことだったと思います。 「存在感がなくなる」 良いものをどんなにもっていても、 自分で見せよう 変えよう こうなんだ! という意志がはっきりとみえなければ、スルーされます。 迷ったり、下がったり、怯んだりする必要はないことを先週も伝えたばかりです。 なかなか自分の中で分かっていても、一歩前には出ない子。 頭での理解は相当に早くて、きっと分かっているはずなのに、思い切って言えなかったり、行動に起こせない。レッスンでも意識があるときは他を見ずに振り切っていますが、今日は全部流されてしまっていました。 とてももったいない。 そして残念ながら、注意する気にならない。 それではだれにも伝わらない。 頭で思っているだけではダメな世界ですからね。 それがレッスンの中でも見える時があります。 少しずつ本人も意識して頑張っていますけれど、今日は頭も気持ちもお休みでした。 自分で自分をアピールしなければ、どんなに良いものを持っていたとしても人の目には触れない。 残念ながら、そういう世界です。 セルフプロデュースというかな。 そういう術も身につけなくてはなりませんね。 でもそれってまずは!!!単純に 「私はこう!」 としっかりと日々の積み重ねを見せられたならそれで充分に伝わることです。 だからこそ! 絶対に自己責任(自分のことは自分で!当たり前の基本をまずはしっかりとやる) 分からなければ聞く 言われたらまずやってみる 意識は途絶えさせない レッスンは切り替える そしてもう一つ 自分の意思表示は普段からハッキリとすること。 イエスかノーか くらいすぐに応えられるはず。 分かったのか 分からなかったのか それくらいは言えるよね。 自分の感情を一旦飲み込むこともたくさん出てきます。 特に悔しい は多くなくちゃいけません。 でもね、どんな状況でも意思表示はしてください! 珍しくフロア途中でもなかなか気持ちが立ち直らなかったけれど、悔しかったらやるしかない! 先生は、そういう役目だから本音しか言わないことも子どもたちに伝えました。 だからやりなさい!転びなさい!失敗しまくりなさい! ズッコケてくれるほどの彼女がみたい。 どこかでストップがかかる。 転ぶ前に止まる。 止まらないで転んで見てほしい。 大きく彼女を前進させるはずです。 文章だけみると 超意地悪なやなヤツなYUKIでした(笑)