譲らない
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譲らない


こんな天気 夕方には雨が降りはじめました。 Jrの子たちのレッスンと共に湿度は上がり、子どもたちの気持ちにもモヤっとモヤがかかってしまう出来事が勃発。 バーワークの最中から、今日は気になっていました。 自分のペースではなく、友だちにつられてるな と。 それが大きく出てしまったフロアワークで、強く注意をしました。 それは、必死にすごいスピードで覚えたアンシェヌマン。 それにも関わらず「前に出てこず」友だちに譲る。 「ウーーーーーーーン」。 事情を説明すると、もう1人の子は「お手洗いに行かせてください」と抜けていました。了解しつつもこういう時はレッスンは先へ進みます。 だから、先に一生懸命もう1人の子は覚えていたんです。 2回目の説明から戻ってきた子も加え確認。 でもいざ!となると1番にスタンバイしたのは抜けていた子です。 トイレに抜けたから後回しは言いません。本人がやる気があって、覚えたのならそれで大丈夫。 彼女の度胸は、私は褒めたいと思い言葉にして褒めました。 その子はその子です。 だからこそ、もう1人の子には伝えたかったんです。 どうして譲っちゃうかな と。 今のこの状況では堂々とスタンバイするのはあなたでしょ! それを一歩下がってどうするの。 いざという時、これではダメです。 大勢、何百人もいたら今のスタンスではドンドン下がっちゃいます。 どんなに綺麗に踊って見せても、前に出ていく強さも必要です。 それが単純に気持ちの表れと見なされることだって大いにあります。 当校で1、2を誇る気持ちの強さの持ち主です。 でも、どうしても一歩さがる。 間違えたくない気持ちも彼女の中にあることは分かっています。 でも、やっぱり違う。 間違えてほしい。 それよりも出てきてほしい。 出来たらきっと大きく変わるのにな。。。 最近ずっと頑張っていました。 自分で苦手と思うと頑固に決め込んでしまうところも彼女の持ち味でもあります(笑)だからそこを本人が打ち崩そうとし始めた時は大きく変わるんです。 大きく大きく自分を打ち崩していました。 【笑顔で踊る】 今日は、その後は全然笑えず、ついに本人はドンドン気持ちが固まっていく。 そして気づいていないけれど態度に出てしまっていました。 このクラスのこのメンバー Pro-adですからね。 コンクールに今後でてみたい!クラスです。 (本人たちの現段階の意志のもとクラスを編成しています) 悔しい 悔しい気持ち 先生がそれでも強く叱る 余計に悔しくて(もしかしたら腹が立ってるかもしれないね) それならそれで結構! でもバレエを踊る以上、やるしかないことだってある。どんな状況でもまずはやるしかないことの練習。 久しぶりに大泣きしました。 でも、先生はここで良いよとは言えない。 泣くならスタジオの外へ。 それでもいい。 でもやるなら、「笑って」踊りなさい。 あと一歩の強さを彼女に持ってほしい。 次第に厳しくなります。 本人たちも身体も心も成長している最中ですから、いろんな日も出てきます。 だから余計に厳しいなと感じることも増えると思います。 でもきっともうあと一歩! 自分にために 強くなれる術を身につけたら、また一層成長します。 今をこえられる。 絶対に。 あなた達なら出来るって!! YUKI

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