笑った底力
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  • 執筆者の写真YUKI

笑った底力


中高生は試験前。1学期もあっという間に終わろうとしていることにゾッとします。 今日はPro-adクラスのメンバーでした。 久しぶりにこのメンバーの子が やってもやってもなっかなか思うようにできない 壁にぶつかりました。 本当に珍しいことでした。 何回説明してもうまく行かなくて、やり直してもまた違って... とってもレッスンらしいレッスンの一部でした。 ここに書きたいのは、そのことではありません。その躓きにすらみえた驚きの成長。 この子が怯むこともめげることもしなかったのは、正直言って当然!(と敢えて書きますね。) もう一つさらに強くなったなと感じたことがありました。 何度もプレパレーションから繰り返し、やり直しになっては深呼吸をし... プレパレーションで4thポジションからひいて振り向いたあと 頑張って頑張って 正面向いた瞬間に 【笑顔】 ちょっとばかり感動しました。 いいぞ!その調子。 涙が溢れて流れそうなこともわかっていました。 そこからどう踏ん張る?? 崩れずに進めるかみていました。 その前から今日も【笑顔】はトコトン言われてはいました。でも、苦しい時にできるかどうか。 そこを越えようとしていた笑顔はとても美しく綺麗でした。 特に笑顔が得意ではないと思い込んでいる子です。隣でクラスメートがニカっとニコッとキラキラと笑う姿に、一時は自分で追い込み絶対に笑わない時期もありました(笑) 私はあんな風に笑えない。 羨ましいから余計に笑えない時期もありました。 少しずつ本人も乗り越えて、私の声も聞き入れてくれ始めたのはこの春くらいからです。 悔しかったらまず!笑ってみる。 そこをこえてようやく同じラインに立てるとしたらどうだろう?? そんなことも話しました。 何がキッカケで笑ってみようと思い始めたかはわかりませんが、いつしかニカッと彼女も笑えるようになり始めました。 まずは数ヶ月くらい前から、私の前で笑顔で話せるようになったことも大きなことだなと感じています。 1番苦しい時に【笑う】。 これがどんなに難しい事か、大体の方がわかると思います。 でもその【笑顔】は、絶対に自分を裏切ることはないと私は思っています。 結局最後の最後に 力を振り絞るのは自分でしかない。 泣き出しそうでも進まなくちゃいけないことだって山のように出てきますからね。 バレエでは まずは笑って。 表現するうえで1番最初に必要な表情ですよ。 笑顔の人には目をひき心を奪われますからね♪ 視線をあげて 笑って踊る 彼女たちの課題です♪ 今日は、視線の違いで笑顔の見え方が違う ということまで実はこの繰り返しの前に彼女たちには話していたところでした。 せっかく笑っていても視線がずっと下を向いてる人に華やかさは感じないのです。 まずは笑って 笑顔の見せ方にもどんどん進んでいきますよ!! 踊りを数倍魅力的にしていきましょうね。 また明日♡ YUKI

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