- YUKI
落ち着き
3rd とJr
彼女たち新しいスタジオに来て少しずつそれぞれ落ち着きを見せ始めてくれています。
中には先週、学校で怪我をしてしまい少しだけナーバスになっていた子もいましたが、今日は底力を見せてくれました。
怪我は良いことじゃないけど、怪我から学ぶことは本当に多い。
私はそう思います。
怪我をした場所にもよりますが、今回のこの場合は「そこに負荷がかからないように動く」こと。視点を変えてみること。痛いから動かさないわけではなく、動かさなくていいようにするには何に意識を向けたら良いか。
彼女ならば、絶対にこの怪我を力に変えるであろうことはわかっていましたけれど・・・
まぁ、驚くほどの強さを今日の後半のポアントワークで見せてくれました。
他の子達も、それぞれ良さが目立ち始めています。
一人の子は、足の違和感をきちんと教えてくれるようになりました。そのあと、「どうすれば良いですか?」とケアの方法まで聞いてくるようになりました。一度長引いた怪我をした子です。まだまだ改善もしていかなくてはならないこともたくさんです。それも踏まえて、努力をしている姿は(本人は思ってないと思います)たくましさと優しさを纏い始めているような気がします。良い目をしています。最近とても。
3rdの子は、いつも少し下向き加減の子でした。先日野上先生のレッスンを受けてからなんだか少し変化が見えています。ツメの甘さや他の子よりも気持ちの弱さはまだまだ目立ちがちですが(笑)
やってみよう!
そう切り替え、振り絞って、やってみる!!
そこまでできるようになってきました。
もうこれは・・・大拍手です。
バレエの成長に欠かせないところです。
今日もポアントワークで、バーを離れるとモサモサ動いていました。(笑)そんな感じだったのでそのまま書きます。
でも、彼女!
できないわけがないんです。
何も問題がないのです。そう育てましたしね!!そうできるように本人が頑張ってきたことです。
気持ちの弱さというか、ネガティブさが見えました。
「私は他の子みたいに・・・」
Jrの子達はポアントを履いてもう時が経っています。
でも、それって関係ないこと。もう立っているラインは同じところ。
そう気持ちがまずは向かなくてはモサモサ動きからは脱皮できないなと、思いました。
「履いた時期は関係ないんだよ。そのくらいの気持ちで踊らなきゃ!」
数週間前なら、きっとまたメソメソ泣いておしまい。だったかな。
今日はやっぱり違いました。視線が上がり、エポールマンの工夫が見えました。別人みたいに綺麗でした。足なんて全くふらついてないんです(笑)
Jrの子達も、カーナーリー彼女のポアントワークに背中を押されたのではないかなと・・・YUKIティは思うのでありました(笑)
掃除の手分もスムーズになってきたかな・・・前よりは。
着替えてから帰るまでがもう少しスムーズで良いと思いますけれどね。
そんなに居心地が良くてよかったわ。
YUKI
