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フードの中の笑顔がみたい


小学1年生のクラス レッスンの始まり、ストレッチ前にウォームアップをします。走ったり、軽くジャンプをしたりして身体を温めるのですが、それも次第にリズムやカウントも指定し、随分と身体が慣れてきました。と!今日は初っ端から足がほつれて、まさかのズッコケ!しかもビタン!!と前に倒れてしまいました(・・;)本人も相当痛かったはずが、泣くこともなく立ち上がり、スタート位置に戻っていきました。 す、すごい! 恥ずかしさもあったかなと思いますが、随分強くなりました。幸い打ち所が悪いというところもなくその後も何事もなくレッスンを受けています。 帰宅後は大丈夫だったかな? 明日、もしかすると打ったところが少し痛いかもしれませんので様子を見てください。(ママには転けた報告はしています) 今日のレッスンはバーワークで、難しいチャレンジを頑張りましたよ。 片手バーも少しずつ慣れ出来ることも増えています。フロアワークでは、足だけではなく手のポジションも同時に動かすことも増えました。協調運動ですね。まだまだ同時に別々の動きは彼女にとっては難しいことですが、直向きに何度も何度も繰り返して「今日の1回」を確実にレベルアップしてくれていますよ! 次回がますます楽しみです。 頭も身体も存分に使い切っている50分です。 それが彼女の中で、気持ちも成長させている鍵になってくれているなと感じています。 ◎3rd以上のクラス 最初のワークアウトでは、エクササイズボールを使って腹筋や内転筋を鍛えることも取り入れています。一見、腹筋もこなしているようにみえる3rdの子。今日は、一人一人見ながら、 やり方・使うところ・呼吸の仕方・余計な力が加わってしまっていることをそれぞれのワークアウトで伝えながら行なっています。 バーワークでも、 引き上がり方やポーズやポジションを取るときに、どのワークアウトが活きてくるかを考えてもらいました。そして、その時に何を注意されたか・ポイントは何だったかということも振り返り繋げてもらいました。Jrの子どもたちは、そのアドバイスでピンと閃き動きやポーズに変化が見られました。3rdの子の中には、理解がまだ出来ないという子もいました。 では! 先生の注意で閃いてごらんと、わかりやすく声をかけ続けました。 でも、言われたことがすぐに理解ができない[そのこと]が気持ちを閉ざしてしまい伏し目がちになってしまう子もいました。聞いて欲しいんだけど。単語だから聞けたらわかるはずなんだけど。。。 その様子を見ていて、その瞬間には声をかけずに今日は様子を見ていました。 彼女が今変わるべきは「気持ちの持ち方」だと思っているからです。 レッスンの一通りをみて、それまでの声かけで彼女になかなか届いていないことも気になり、最後に1つ彼女にとって大きな課題を送りました。 以前から少しずつ伝えてはいるのですが、まずは普段の歩き方や立ち方から改善してみること。 とても優しくて気配りも出来る子です。バレエが好きでやっぱり上手になりたい!と今日のノートにも書いていました。 少しフードをかぶってその中に自分をすっぽりと閉じ込めているかのような印象をまずは変えたいなと思います。 [自分はこうだから] そう思い込んでしまっているところを、ちょっとずつでいいから前向きにしていきたい。 [こうだったけど、こんな風にも出来る] そう彼女の中で変われるように引っ張り出したいなと思います。 ここ最近「笑う」ということで、自分の動きが変われるんだ!って変化が見られていたけれど、なんだかまた篭ってしまっているな〜と感じます。 きっと私が無理矢理フードを取っ払えば、今の彼女はジッパーを閉めてしまうのではないかなと思うほど。気持ちの成長期でもあります。多少の反抗心も見えます。(私に対してとかではありません。やりたいけど、どうしようという葛藤です。) バレエが好きで上手になりたい気持ちがあるのなら、出来ると思います。変われると思います。 本人が少しずつ少しずつ芽生えて行く必要がどの子にもあります。 少しずつ少しずつ、フードから顔を出して歩いてくれたらなと思っていますよ。