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コツコツコツコツ


本当に少しずつの積み重ねで子どもたちが上達していきます。きっと、どんなことでも同じなんだと思うけれど...。 小さな小さな前進は、実は1人ひとりにとってとても大変なことも多くあります。 たとえば、もともとの身体の素質というものもバレエは関係します。それを活かすのも先生次第であり、受け取り努力が出来るかは子ども次第だと思います。 直ぐには変えられないことも、柔軟性や筋力と共に出来ることも増えて行くので時間も必要です。 ただ、今日はとてもとても嬉しい前進。

小さな小さな前進が、教師として奮い立つほど嬉しくて嬉しくてたまらない出来事がレッスン中に幾度もありました。 多分きっと地味すぎる一人一人の前進です。でもその前進は、またその子の未来を大きく広げてくれることでもあります。 「出来る」と思って指導していても、その子の動きや身体の成長が見えにくい時は私自身も「原因はなんだろうか」といろんな角度から考え直してみたり、悩んでみたり...を繰り返します。 ただ最終的には子どもたちにめげずに伝え続けることしか出来ません。 あとは子どもたち次第。 ふと気づけば、注意をした後に子どもたちに向けて必ず付け加えていることがあります。 「あとは、諦めないこと」 でもこれは子どもたちに向けながら私自身にも言い聞かせているのかもしれませんね。指導者として「慌てない!焦らない!!諦めない!!!」と(笑)。 生徒と一心同体とまでは言えないけれど、そんな風に歩めている気がするのは、子どもたちの頑張りのおかげです。 2クラス目では、フロアワークでも一人ひとりにアドバイスが送れるように子どもたちが変化しました。つまり!一回一回のアンシェヌマンでそれぞれが何かを考えて動いていることがわかり始めているということです。 すごく些細なことでも、すごくすごく小さな変化でも、その子にとっても私にとってもとても大きなことです。 コツコツは、本当に力になっていくね。 そう信じているけれど、結果を急ぎたい気持ちもわかります。

でもやっぱり、コツコツコツコツ伝えてきたことを、

子どもたちがコツコツコツコツ必死に通ってレッスンを積み重ねてきた成果がひとりひとり見え始めている気がします。 子どもたちがコツコツコツコツの裏には お母さんたちもコツコツコツコツ。 見守ってくださるおかげです。 ありがとう。