花さか先生
土曜日クラス♪
子どもたちの成長と共に、いろんな事を投げかけちゃう先生ですが(笑)Upperクラスの1人の生徒に今日は宿題♡ダンサー志望の彼女にはとても大切なこと。
『身体のケア方法ってなんだろう?』
前回このクラスでもピラティスの練習講座を開きました。それを受けて、「ケアの重要性を感じた」と書かれていました。
ならばそこでもうひと越えのもうひと押し!!
せっかく大切なことに気づけたのならば、掘り下げましょう。
彼女には、
踊るために身体を維持する
ことを柱に、
ケアが必要と感じるありとあらゆる場面を考えてみること
思いついたままノートに書き出すこと
書き出したものをグループわけすること
まずはそこまで!!
そうまずは♡
書き出すことはとても大切です。頭で思っていても忘れてしまったり、漠然としていて何かに結びつくまでには至らなかったり...。
1つずつ「整理して」するくせをつけましょう。
そしたらきっとなにか見えてくるはず。
身体のことに関してはわかっていれば大怪我には繋がらない予防にもなるはず。
太く長く踊れるように。
※身体の細い・太いではありません。
少し彼女にとっては苦手な作業。これに向き合う事でまた一歩彼女も前に進むと思います。
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レッスンには長かった試験明け!!きっとお勉強漬けの受験生が来てくれました。少し疲れたような、良い意味で力の抜けたような顔を見せてくれました。
最初に皆で緩やかなストレッチを行い、少し気持ちも身体もほかほか解れたあたりでレッスンへ。
久しぶりのレッスンはとてもあり得ないことが起こったりするのです。本人の中では思わぬところで躓いたり立ちきれなかったり。
でも彼女自身がそれも自覚した上でレッスンに参加しているので、まずは感覚を元に戻すことを主に、アレコレ考えずにあげるべきところだけあげるように伝えました。
さて
それはどこでしょうか♡
ヒントは気持ちのあらわれるところです。
その声かけ通りにあげた彼女は、やっぱり動きの感覚も取り戻してきたなと感じました。
いろんな事が必要なバレエですが、成長の鍵は至ってシンプルだと彼女をみていると思うことがあります。
彼女もいろんな壁は今までもありましたが、やはり根本にあるのは私がどんなことを投げかけても《素直》なことです。
素直にただやってみること。
でも成長があるのはここから!!
そのあと「本人が閃くこと」
です。
素直に素直にやってみて
また同じことをやってみて
それを持ち帰ってもう一回自分の中で噛み砕き閃くこと。
彼女の考える力が、彼女にとっては成長の鍵になっているなって思います。
でもこれも!努力なんです。
そういう性格
だけではないです。ここまでくるのに、なんともなんとも不器用で頭で考えるたびに止まっちゃって(笑)良く泣いてたこともあるんですよ。
でもやめなかった。
繰り返すことで、自分自身にしかできない歩み方で今に繋げています。
彼女の努力です。
私は、いろんなことを生徒に投げます。今日みたいな宿題も、考えも。
その子の成長に合わせて。
年齢と共に当然のことながら合わせ方も変化します。その子のスタイルにも合わせて歩みたいと思って考えます。
それがとても難しいけれど、
それをできることがとても嬉しくなるんです。
一人一人に合わせなくてはならないほど、一人一人が確かに自立して歩んでいるとわかるからです。
だからこそ基盤はとっても大切。
そう思っています。
バレエも基礎が大切なのと同じね。
これからもいろんなことを投げかけさせてね。
砂かけババァじゃなくて
それぞれの道が花開くような
花さか先生になれるといいな♡
ステキな週末を♪
YUKI
