柔軟性は体だけじゃないね。
昨日に引き続き、今日もレッスン♪週に1回のレッスンの子も、2日連続で受けると身体の感覚が良さそうでした。でもこれも【本人の意識】の問題ですからね。それがなければ、何回レッスンしても同じこと。
そう私は思っています。
だから余計に...
成長したな〜
そう感じます。
レッスンはストレッチからスタート。
でも、このクラスに取り入れるレッスン中のストレッチは子どもたちの【意識改革と確認】に過ぎません。
自宅のストレッチ。何をして良いかわからないからこそメニューを渡しています。
レッスンではあくまでも
指示と観察!!
アドバイスは送ります。
でもあくまでも指示と観察!!
そしてよくなったところの声かけとさらなるアドバイス。
気づいて行ってくれるといいな。
必要性をね。
だから「ストレッチをした」以上!!と終わりにはしません。
子どもたちの気持ちがプラスに動けば...と毎回一言加えます。
今日はJrの子が受講していたので、彼女の《変化と成長》についてお話ししました。
「彼女だから身体が柔らかいわけではない」
こと。
そこには『コツコツ』の日常があったから今があること。だから(みんなの憧れの)Jrクラスにいること。
この金曜クラスのメンバーでもとっても変化してきた子もいます。昨日も日誌にもあげた準2ndのこも、3rdのこも。だからこそここで終わりではなくて「このまま続ける」重要性をお話ししました。
子どもたちの中には確かに、身体が硬い子もいます。でも、残念ながら(?)ストレッチの継続はその子を見ていれば確実にわかります。
硬いからだめだと言っているのではありませんよ。
ストレッチは、パフォーマンス力を上げるためにも、怪我をしないためにも、踊れる身体を保つためにもとても大切なこと。そして、何よりも子どもたちに「努力」の一歩を歩みだしてほしいなって思います。
継続は力なりは本当だよ。
さぁ、ここから彼女たちがどんな風に自分の力で継続出来るか。
その変化と成長を先生は1番楽しみにしています。
気持ちも整った今、ここからがバレエの基礎スキルを身につける時です。だからこそ、ストレッチの重要性も言うのよね♡
1つ出来るようになれば、必ずどの子も嬉しい。
1つ出来れば、また1つチャレンジしたくなり、
1つ褒められたら、継続の望みも子どもたち自身の中に生まれるはずです。
でも時に逆も必要ね。
「できないからやらなくちゃ」
いろんな感情がレッスンで沸いてきたら、それを繋げようね。次回にね!!
今日のレッスンでは、とても面白いほど子どもたちの士気が高まりました。継続した努力や自分自身の変化に対し褒められた子が一人。一人が二人、二人が三人・・・と、どんどん増えていき、あちこちでとても素敵な姿勢が見え始めました。なんとなく進みきれなかった3rdクラスの子も、何かを少しずつ吹っ切ろうとしている様子が見えます。進まなくちゃ。覚悟しなくちゃ。どんな思いかはわかりませんが、後輩さんたちの勢いに乗れる素直さがあるところがまた彼女のいいところ。誰かが褒められ今までだと拗ねていたかもしれないかな。でもいろんな思いを振り切ってペースを保てたことに嬉しくなりましたよ。
それぞれでいいの。
時に誰かの勢いに飲まれそうになってもいい。でもきっとそれで気づけるからね!!

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こんな風に切磋琢磨している金曜クラスです。今日受講したJrの子もきっと何か色々感じ、レッスンを受けるに当たって意気込み過ぎて少々後半スタミナ(いろんなね)切れしました。アンシェヌマンの順番を間違えすぎなほど間違え最後に私から♡愛のムチ(笑)
『いろんなことを気にするあまり、順番を間違えてばかりいては意味がないよね。』
と。
土曜日は真逆の事で叱られたんです。『レベルの高いクラスだからといって、順番ばかりに追われるのは意味がないよね。』
と。
でもこの二つ。実は同じことを彼女に伝えたんです。
違う話に聞こえますか??
ちなみに、彼女はまだ紐解けていません。
順番を覚えないからダメ
順番を覚えるだけじゃダメ
この意図する意味を彼女が解けた時、また何段階も人としてもバレエも成長するんじゃないかな。
まともに受け取ることは決して悪いことじゃない。
でも、レッスンやノートで言われてることは実は今の「あなた」について言われていること。ほとんどが繋がっているんだよ♡
どの子もね。みんなだよ。
身体の柔軟性と共に、頭と心も柔らかくして素早く幅広くキャッチできるようになろう。
必ずそれがあなたの魅力を引き出すからね!!
憧れられる人は、「上手だから」だけじゃない。
また明日。
YUKI
