自立って?
広辞苑第五版によると
【自立】・・・他の援助や支配を受けず自分の力で身を立てること。ひとりだち。
と書かれています。
今日は1stクラスの子と目標をお話ししました。
バレエの内容、スキルの目標と
バレエをする上での目標。
2個目は、
《自分で準備をすること》
当たり前のようですが、今日その子とお話ししたことは以下。
①レッスンの曜日を確認
②レッスンに必要なものを確認
③レッスンの前の方が曜日を確認
④③になったら②の物を全てリュックに入れること。
ここで終わりではありませんよ!!レッスンから帰宅したらどうする??
その子に聞いたところ、きちんとやるべきことはわかっていました♡
*洗い物を全て、洗濯へ出すこと!!
そこまでは必ず自分でやること!!
他の1stクラスや2ndクラスの子どもたちもこれを全て出来ているかな??
まずは、バレエに関する全てのことを
自分ですること。
年齢が上がってくれば、たとえばポアントの紐付け、衣裳のサイズ合わせのムシも自分たちでします。
そして、
徐々に責任や自覚のもと行動をすること
最終的には
自分自身で自分の道を決め、しっかりと歩くこと。
自分自身で考え、行動ができるようになってほしいと考えています。
その上で、周りを「頼る」のではなく、お互いに「協力」できる力も生まれると私は考えています。
今後も1人ずつに合わせて
目標はそのつど更新して進んで参ります。
レッスンの前にそんなお話をして、少し気持ちもピンとなった彼女は、今日はとても良い集中力と、とても良い表情でレッスンが出来たなと思います。
こういう時は、切り替えるキッカケなど提示しなくても大丈夫。
出来なかったことは次回へ!!
しっかりと繋いで歩んでいきましょうね。

続いて3rd以上のクラス
今日は月曜日ですので、セラバンドとスーパーボールを使って内腿(内転筋)のワークアウトを中心に行いました。
バーレッスンでは、
ストレッチ箇所の重要性
身体の動かし方
引き上げ方
を個々に伝えています。
個々に伝えることは、「自分のこと」も多くありますね!身体のクセの話など、その子にしか関係ないようにも思えるかもしれませんが、よくよく聴いてみて
・自分はそうなっていないか
と振り返る
・自分のクセはなんだっけ
と置き換える
少しずつ子どもたちの中で振り返り・置き換えることが出来始めているように思います。

もう一つは、骨の名前や筋肉の名称を敢えて出して説明を加えています。細かくではありません。いくつかではあります。特に脊柱については「ここ」ではなく「部位の名前」を出して注意や説明をしています。たった数箇所ですが、それでも覚えようとしなければ、忘れてしまうことです。子どもたちは名称と部分が合致してきたなと感じます。「ココ」という説明よりも、きちんと場所が把握でき、身体の引き上がり方や、使い方にも良い方向に変化が生じています。
学術的な知識は子どもたちのバレエの成長をサポートしてくれます。年齢と共にこちらも学んでいきましょうね。
それぞれがペース良く上達している今秋です。
YUKI
