見抜く力に気付く
金曜日のクラス
2nd(準2nd)+3rdクラスのレッスンです。
このクラスは《基礎》をしっかりと身に付けることが目標です。その中で、クラスごとに目標レベルも上がります。
準2ndクラスの子どもたちには、
全てにおいて つま先・ポジション(5th)・そして立ち姿勢が目標です。
先輩たちが足を高く上げたり、両手をバーから放していても、彼女たちに今求めることは違います。
「足もあげたい」
「バランスもとりたい」
気持ちを先生は抑えます。先輩たちみたいになりたい!やりたい!!
では、今のそのポジションを
きちんと!綺麗に!!そして自分の足でしっかりと立てるようにすることが先ですからね。アームスもブラブラせずに、保ち続けますよ。
気迫は人一倍のメンバー。ではその気迫をレッスンの最初から最後まで維持できるように、フラフラしない強い軸を作って行きましょうね。
今日は途中、同じ動きを先輩たちに先にしてもらい、ジックリみてもらいました。
気をつけるべきことも頭ではよくわかっています。
子どもたち自身は、頑張って動いています。
では??あとは、どうしたら気づけるかな??
私がやってみせることでは、もう1つ足りない時は、先輩の出番です!!そして、先輩にとっても見られることは良い刺激ですし、いつも以上に気をつけるべきところに気をつけ背筋も伸びるはずです。
「先輩の動きをよく!!みてごらん。どういうことに気をつけてる?自分とはどんなことが違う??」
先輩と言えども実は年齢差はさほどありません。バレエにおいては、当校の中では先輩は先輩ですが、身近に感じられる先輩と自分の違いをよく見ることで、気付けることは多かったようです。子どもたちの中の憧れが引き出す力は大きいなと感じます。