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対応力


例えばお勉強で、わからない問題があり苦戦。もうわからないことが嫌になってしまって投げ出したくなる。

でも、1つ何かみえたり、わかったり紐解けたりすると、一気にスルスルスル〜って解けることがあります。昨日まではわからなかったのに。

今日は3rdクラス以上のレッスンです。

まさに、いま子どもたちがそんな感じです。どの子もペースは違いますが確かに各々しっかりと受け止め始めました。

うるさくうるさく言われていることは何も変わりませんが、それでも!!

『言われたら即やってみる』

そしてその後に変化が現れ始めました。

聞き入れ、対応する力がそれぞれのレベルで随分付いてきたなと思います。気持ちや姿勢についてアドバイスしたことも、子どもたちなりに「そうしよう」と思い飲み込んでくれてることもわかり始めました。だから余計に、直ぐにその場で成長が見えたりアドバイス通りに身体が動くことも増えてきたのではないかなと感じます。

まだまだ言われてしまう注意は子どもたちにとっては《同じこと》を言われていることもたくさんあります。

でも、その《同じ注意》でも子どもたちの身体が違うことを先生はしっかりと気付いています。そこには子どもたちが「どういう風にすべきか」をしっかりと考えた上で動いていることが伺えます。

バレエの注意は、とても理解しがたい言葉もあります。

簡単にいえば感覚にすぎないことを言葉に換えるので、そこだけ切り抜くとまともに考えるととてもわからないことです(笑)

ときにレッスンを止めて、身体の仕組みや成り立ちを説明したり、筋肉の使い方や役割を少しずつ少しずつ加えています。レッスンのなかで漠然と捉えていたことが、繰り返しのレッスンの中で瞭然としてきているようにすら思えます。

まだまだバレエとしては、「終わり」はないので、永遠に追究していかなくてはなりませんが、少しでも身体での理解と身体のことの理解とが合致していけると子どもたちは伸びていくと思います。

来週はVaの発表をします。夏休みを終えて正直なところほぼ練習は出来ていません。ですが(笑)敢えてしませんでした。

子どもたちには「今」のスキルで出来るVaの内容で構いません。

子どもたち自身がイメージした「表現」や踊れることに対しての「感情」をのせて踊ってくれる姿をみたいなと思っています。

そしてそのために!!レッスンでヒントはたくさん入れています。ただ単純にVaのパを練習するのではなくて...

どんなことに注意されたか

どんなことを言われて変えたか

それを踊りでも使って欲しいなと思っています。

秋の子どもたちの成長も楽しみです🎶

YUKI


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