自己責任
重々しいタイトル。社会人になると言われるような言葉ですね。
水曜日の目白校
JrとUpperクラスのポアントクラス。
バーレッスンを終えて、ポアントをならして1人ずつこのクラスで割り当てていたVaの振付へと進みました。
今日は進んだ振付までを1回ずつ音で踊ることが目標です。途中で出来ないことがあったとしてもその練習に入るのではなく、「振付を進める」ことを優先します。Upperクラスから順に1人ずつ前回のところからスタートしました。しっかりと振り覚えが出来、進んだ子もいました。ふと、前回のレッスンの流れできちんと覚えているのだろうかと気になった子がいて「前回のところまで」の振付をまずはやってみるよう伝えました。先週は5週目で水曜日はお休みでした。2週間間が空いています。でも私に会うのが2週間ぶりではありませんね。
振付はあやふやでした。その間に時間はあったはずですし、正直なところ他のクラスの子どもたちよりもレッスン回数が多いぶん、私と接する時間もあります。
《わからないことを次までにはなくしておく》
これは振り覚えの鉄則です。
そして、何度も何度も言われているはずのことです。
そして、ここで躓いたのは1人ではなかったことがガッカリな出来事でした。
その【自己責任】です。
わからないことを放置しておくことほど、レベルの低いことはありません。
そうですよね!?
1人ずつVaを踊れるわけですし、その意図も説明し目標も個々に手渡しています。
それは別としても、放置しておいて困るのは自分ですし、そんな無責任な人に踊りは与えられなくなると思っておいてください。
今日はさすがにレッスン時間内に彼女たちに時間を割く気はしませんでした。
聞くことは恥じゃない。
むしろ聞かないことの方が恥です。そしてチャンスを逃していきます。
バレエだけではなく同じことではないでしょうか。
レッスンを終えても、聞いてくる気配もなくしびれを切らしてしまった私です。
「本当にそれで帰っていいの?」
「聞かないで来週には出来ているの?」
過保護ですよね。
でも、そこも私の責任ですし、言われなくてわかっていないことは当然まずは言わなくてはわかるはずがありません。
彼女たちが何度も同じことを繰り返し呆気にとられて憤慨しても...出来るようになってほしいんです。
聞けば一瞬で解決出来ること。
そしてもう1つは、恐らく水曜日のVaのことは頭になかったのだろうなと思います。振付に行き詰まった子たちは、ストーリーも調べてくる気配がないな。。。と待っています。
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どの子もみんな同じこと。
まだまだ言えずに聞けずにいる子もいます。
聞かれて答えなかったことはないはずです。(少し自分で考える必要性があること以外)
そして何度も言いますが、自分の振付は自分で覚える。
これは自己責任です。
忘れないでください。
他にも増えていく責任。今のうちに「わかりません。教えてください」と言えるようになってほしいです。
YUKI
