- YUKI
自分のために
今日は5週目ですが、3週目にお休みを頂いた振替のレッスンでした。
子どもたちにまず伝えることは「ご挨拶」です。プレクラスでもここからスタートします。
次に、年齢と共に伝えるのは、「姿勢」です。【Attitude 】・・・気持ちの姿勢です。ですが、心と身体は直結しているので、子どもたちをみていると「チョウシガワルイ」時は正直なところみてすぐにわかります。
人間ですからね。いろんな日があります。
もちろん教室や先生によって指導方法は違うと思います。ただ私は、経験上これも言われなければ気付けない正せないことだなと痛感しています。
性格やタイプ、見た目でも「叱られやすい子」や「態度が悪く見えがち」な子がいることは確かです。ですから、本人はその気はなくてもガンガン叱られる子もいたりします。(Is it about me🤣)
でも「その気はない」。
ここに実は正せる理由は確かにあります。本人が気付いていないこと。他者からはそう見えてしまっていること。
そういうことだって多いにありますし、バレエをする上ではとても大切な心構えです。
子どもたちの通常の様子も観察し、良い時も知った上で、注意をします。
成長につれて、「どういう印象を自分が受けるのか」ということも踊りを通して見直し考えてもらったりもします。
今日は1stクラスの子。彼女の良い時も知っている先生です。新学期が始まって少し調子が狂っていることも気付いています。
いろんな日があるからこそ、「えい!!」と気持ちを切り替えて自分で戻すようにしていきましょう。
少し厳しいことを書きますね。
「チョウシガワルイ自分に気付いて」ではなくて
「チョウシガワルイことすら自分でチョウシヨクする」
くらいの姿勢で受けましょう。
※体調が悪いのチョウシガワルイ時は思い切り休むことも必要です。今は、それとは別のお話です。
せっかく一生懸命1人で通い、1人でお団子も結えるようになったのですから、もう1つ難しくも1番大切なことは
『どんな日も、バレエの時間だけはウンと頑張ってみること』。
それも訓練ですから、まずは言われたらやってみようとして欲しいな。
それもできないほどであれば、今日も伝えたけれど無理してレッスンをすべきじゃないんだよ。
でも頑張って来たのなら、もう一踏ん張りしましょうね。
あともう1つは
これは当校のどの子にも言えて、
訓練中なのですが...
返事や伝えたいこと
言うべきことは
きちんとハッキリと言うことも大切です。
今日注意をされて心が折れてしまい、嗚咽するほど泣いた子に(笑)泣かせたのは私ですが(笑)どこかで泣き止む切り替えも教えなくてはならないと何度かキッカケを作りました。
どうしても「叱られる」ことがいやで(みんな嫌ですね(笑))目を見れない子も悔しい子もいます。でも先生の目を見て欲しいんです。絶対に怖くないから。(?)
目を合わせ口で伝えることは、自分の意志表示としてもとても大切なことです。
どんなに泣いてもいいから、目をみてやる気があるのならば泣いた後は、「やります!!」ってしっかりと伝えてレッスンに入ること。
その言葉遣いと共に今日は注意も促しています。
シツコイです。私は。
もう何度も書きますが、それでもこの「姿勢」だけは大切にしたいのです。
曲げられないことです。
全てはここからです。
良い日があったり
そうじゃない日があったり
子どもでもあります。
いえ、子どもだからきっと余計にありますよね。私たち大人が経験してきたことも、私に叱られることもそうですが(笑)経験してきてないことだってたくさんあって、これから様々な感情と共に揉まれ成長していきます。
でも
シンドイ時もあることも知って欲しいと思います。
でもその時どうするかも、大切な経験です。
日々のレッスンでは、「良い緊張感」を自分で保つことで、心と身体が鍛えられていきます。
(そうじゃなきゃ大きな舞台では踊れませんものね)
次のクラスでは、先にも伝えたように
「踊る上でどうみらているのか」
という段階です。バレエらしくなってきました!!
さらにJrやUpperクラスでは、踊りだけではなくて日々の振る舞いや話し方や返事の仕方で、相手にどのような印象を与えるのかということも徐々に伝えています。
言わなくても自然に出来ている子もいれば、本人が気をつけている子もいますし、徐々に身に付き始めた子もいます。
3rdクラスの子どもたちには、今日もレッスン中に伝えましたが
「考えています」って悟られるような動きになってしまわないこと。
どうしても順番やポイントで頭がいっぱいになってしまいがち。人って「考える」作業をするときは、動きが止まったりしがちですけど、バレエは瞬時に考えて身体を動かします。
そして、頭や顔の位置も考えて下を向くのではなく!!忘れずにポジションにつけることが大切。
間違えても良いから、気持ちと共に身体のポジションも崩さずに考える訓練中であることを忘れずにね。
そしてそれが
「どのように他者にうつっているのか」
見え方も少しずつ気に出来ると良いなと思います。
そしてその段階で、決して忘れてはならないこと。
子どもたちにはどうしても伝えたいことは
「全ては自分のために」。
うるさく言われる「姿勢」も
「全ては自分のために」であって欲しいな。
そして
誰かよりも
誰よりも
ではなく、自分の中の精一杯と常に向き合ってみてね。
YUKI
