人として
暑さがじわじわ戻った1日でしたね。
金曜日のレッスン。
昨日から引き続きの1stクラスのレッスンは、今日も集中力が高くてイキイキしていました。昨日言われたことを、もう一度今日も繰り返し復習。問いかけたことにもしっかりと理解があり、安心しました。
驚いたことは、昨日最後に少しだけしたプチ振付を憶えていたこと!
ええ...今日までのレッスンの流れでは、先生は正直期待していませんでした(笑)それでもいいさ!と「繰り返し」の大切さをを教える上でも企画したプチ振付。
踊りだと...気分は違うのね!!(T ^ T)
それでもその中で、学んでもらう事はたくさん。
先輩さんは、引き続き1つずつ「キレイ」に踊る(動く)こと。ポジションに入っていなければやり直しと繰り返し。足だけではなく手もポジションにしっかりと入れて、動くたびに崩れない事。
後輩さんは、動く方向と言葉を今日は学びました。
「斜め前」「ジグザグ」進む。
どういう事か、しっかりと言葉と動くを合致させてもらいました。

私から子どもたちに学ばせたいことは勿論ですが、子どもたちの動きや理解をみて学ばせることも増えることが、教えていて面白いことです。
大人が予想していること、感じていること、見ていることを時に覆されるから、先生でいられると私はそう思います。
でも、だから教えなくてはならないこともたくさんあります。
そして、子どもたち自身も成長と共に自分自身で理解したり、切り替えたり、時に変えたり、していくことも出てくると思います。
準3rd以上のクラスでは、昨日ものすごく厳しいことを言われて、気持ちを一新してきたUpperの子がいました。
「絶対憶える」
それだけではなく、伸びた背筋と目の色が本人の気持ちを物語っていました。今日の集中力を継続していけば、彼女は変わっていくなと思えました。バレエの上達も、人として成長もしていくとなと感じました。
気持ちが変われば、注意の響き方ももう1つ変化していきます。バーレッスンでした注意をセンターレッスンで同じことに意識を持って使うように、声をかけた瞬間、身体が反応する。これはたまたまじゃありません。
受け入れ方の違い。
今回の彼女の場合は、気持ちを本気で入れ替えなくちゃと危機感を持ったこと。
叱られたことや受けた注意に対して、理屈抜きに受け止めたからだと思います。
昨日、今日、同じような日誌になってしまいごめんなさい。
夏休みです。
子どもたちにはグッと成長をしてもらいたい時期ですので、子どもたちには少々うるさく伝えます。
今、私の目にうつっている子どもたちの様子。
気になること
直してほしいこと
考えてほしいこと
今日は最後に私から伝えています。
みんなはこれから先、どうやったら上手になっていくか?
ヒントは
どういう人に憧れるだろうか?
どういう人が素敵だなっておもうのだろうか?
どういう人が美しく踊れる人なんだろうか?
そしてもう1つ
レッスン中以外の姿勢は大丈夫でしょうか?
・
・行き帰りの電車で、きちんと周囲を見て乗り降りしているでしょうか?
・横並びになって道を歩いていませんか?
・自分たち以外の人たちのこと見えていますか??
・「ご挨拶」がカタチになっていませんか?
・目上の方のお話は、姿勢を正して聞けていますか?
子どもたちには問いかけています。
もう一度振り返って気付いてほしいと思います。
理解していってもらいたいと思います。
少しずつ行動も大人へと成長して欲しいと思います。その気持ちが、また上達へ導いていくのではないでしょうか。
YUKI