経験がもたらす心のゆとり
夏休みを前に子どもたちの気持ちのヒダが
たくさんたくさん増えています。
・3rdクラス×2ndクラス
4月以降、3rdクラスの子どもたちはどの子にも焦りがみえていました。
《ポアントを履きたい》
その気持ちの焦りです。
あれから3ヶ月を越えて、子どもたちはようやく成果が現れ始めています。
・身体の使い方が変わった
・表情が穏やかになってきた
・注意された後の動きが変わってきた
そして
・ノートに記した私のコメントを素直に受け入れられるようになってきた
当校では、年齢が上がれば上がるほど
クラスが上がれば上がるほど、伝えたことを素直に受け入れられています。
「え!?」
本来の発達成長とは真逆のことですよね。
でも、そうなんです。
今の3rdクラスの子どもたちにも、去年...いや一昨年くらいからずっと言い続けていることです。
でも人はたっくさんの状況や場面を目の前にして経験していかないと成長しないんです。
3rdクラスの子どもたちも、ようやく真っ直ぐに目標に向かい始めました。
焦りは消えたわけではきっとない。だけど、目の前のことをまずは一生懸命やってみるしかないことも、一度や二度頑張ってもダメなことも、わかっていたけれど本当にわかったようです!!
なぜなら・・・
変わり始めたからです。
自分自身が。
それを1番実感しているからです。
でもその前に、どんな状況でも続けてきたからこそです。
叱られても、涙しても、時に先生に言われたことで傷ついたとしても、それでもそれでも彼女たちはやめなかったからです。(ここだけ読むと私は相当の鬼か悪魔でしかないですね💦)
ノートも
食事ノートも
ストレッチも
足のワークアウトも
私がこれだけはやって!!と伝えたことを本当にコツコツ続けたからの結果です。
素直に受け入れる
これって、成長するにつれて難しいと思います。
それは
言葉も理解していく
感情もたくさん増えていく
周りのこともみえてき始める
自分自身を受け入れがたくなっていく
こちらも当然の成長。
でも、「教わる」「学ぶ」「上達を目指す」からには、他人の助言は必ず必要なことですよね。
そこで、YUKI先生の洗脳講習は始まります(笑)
小学校3、4年生で反抗期は訪れます。成長段階で言うなればギャングエイジと呼ぶそうですよ(笑)
反抗期って、子どもたちの成長には欠かせないことだと私は思っています。
でも視野の広がり心の経験値の広がりと同時に
素直に受け入れられなくなってしまったり
注意されるとダメだって思ってしまう子も増えていきます。
これはみんなそうです!!って話ではありません。そうじゃない子もいるかもしれません。
そしてあくまでもこれは私の見解。バレエのレッスンを通してみえてきている子どもたちの切り替わり時期のお話です。
そこで当校では、YUKI先生の洗脳に近いかもしれないレッスン姿勢へのお話をします。
今日のクラスには準2ndクラスの子が2名います。この子達も、進級したい!!気持ちで溢れています。
たまたまこの2名、頭の回転がものすごくいい2名。憶えもびっくりするくらいはやく、頭の整理も早い。
でも、ちょっとだけその分プライドも高めです❤︎(いいことですよ)
ここからYUKI先生の鬼の斬り裂き開始です。
頭の回転が早いから、わかった気でいる。出来たつもりでいる。
一生懸命脳が指令を出し身体を動かしているので、出来たつもりでいる。
でもね、咄嗟の斬り裂きに弱いんですね。
まさか自分が注意を受けるなんて思っていないから。
注意されると固まります。何が違うか、たとえばポジションが全く違うということを私のポジションと照らし合わせてもらっても見つけ出せないほど動揺します。
こちらがびっくりします(笑)
ずっと私が怖いだけだと思っていました(笑)咄嗟の注意は、私が怖いから固まるのだろうと。
ですが接し方も変えながら観察してきましたが、そうではないなと思います。
ノートを読んでもそう思います。
注意されたことが、まだまだ嫌なこと。思い返したくないことなんだなとわかります。
今日は、
「上手になるためには何が必要?」という話を皆にしながら、最後に子どもたち全員にたくさんたくさんお話をしました。
大事なことだから。
言われたことを素直に受け入れられなければ、この先の進歩は絶対にないですからね。
まずはそのロックを解除してほしいと思います。
ここを乗り越えてきつつある2ndクラスの子どもたちには、もう1つ先の心理学的洗脳講座??(笑)
お名前を呼ばれていない時も、自分に注意をされていると思って聞き入れ、動くこと。
ひと皮むけた3rdクラスの子どもたちにも、またさらに響いてくれたらいいなと思います。
穏やかになった3rdクラス。成長しているのはバレエだけではないんですよ。
レッスン後にノートをみんなに手渡ししたり、私の靴とみんなの靴を揃えてくれたり、さりげない気配りも出来る余裕が生まれています。
でもこれは、当校のママがお迎えにいらした時にいつも子どもたちにしてくださっていること。
きっとその子はそのママの気配りに、響くものがあったから自分も行動に移せ始めたのかなと思います。
ママたちみなさんが
子どもたちに注いでくださる思いやりや気配り。
しっかりと受け取ってくれている子どもたちに、ありがとう〜❤︎
そして、ママたちやっぱり
いつも
ありがとうございます😊
表情は気持ちのあらわれ。
良い顔してる3rdクラスです。
我に必死の2ndクラス。
ここから変われるかな❤︎の準2ndクラス
みんなそれぞれ
コツコツ進みましょうね〜。
鬼のYUKIでした👹
