辛抱も積み重ねかな
期末試験を終えた中学生が、清々しいスッキリとした笑顔でレッスンに復帰。疲労感が見える子、「やったー!!」と言わんばかりに解放感に満ち溢れている子(笑)様子はさまざまですが、良い笑顔がみれて安心しました♡
お疲れ様!!
結果報告待ってますね🎶(笑)
今日は合同レッスンの日。
始まる前に、各々準備を黙々とすすめているのですが、今日は到着した子から順に簡単な簡単なストレッチをしてみました。
その名も
《じわじわストレッチ》
ちょっと痛いな〜〜ってところからスタートし、あとは重力と呼吸でじわじわストレッチをしてみました。弾みは決してつけずに、ゆっくりゆっくり筋肉さんを騙しながら伸びていく方法です。
お家でするストレッチを伝えていても、なかなか実行に移すまでに時間がかかったり、ほんのすこしのことで効果はなかったり、まだまだ何のためのストレッチか・どこを伸ばすのか・・・などなど特に2ndクラスの子どもたちにはこれから説明も増やしていくところです。夏休みは、もう少しじっくりじっくりのストレッチの時間を増やしたいと思います。(「ストレッチ」の時間が別途欲しい〜〜〜!!!!)
レッスンのスタートは『スーパーボール』を使って、トレーニングを行いました。始めた頃は、コロコロコロコロ転がって・・・足で「持つ」ことがまず至難の技!!でしたが、どの子もそれぞれ成長を感じました。JrとUpperクラスに関しては、スーパーボールが足先にあることは当たり前で、それをさらにさらに高めてもらっています。それに加えて骨盤の正しい位置も自分で気づけるように促しています。
3rdクラスの子も、さすがにポアントを履く準備をしている成果が見えました。彼女たちにはスーパーボールを足に持っていない時も、その感覚を思い出しながら伸ばすこと。まさに身体の記憶。足先の記憶です。足が自然にそうなってしまうほど、たたき込んで欲しいと思います。2ndクラスの子にも同じことがいえるのですが、3rdクラスの子供達に関しては、「ただ伸びている」状態ではもうダメです。いかに伸ばすか、どうやって使うか。そこまで到達できるといいなと思って見ています。
バーレッスンの時に、特に2ndクラスの子どもたちは最近「アームス(腕)」を注意されます。片手はバーに・片手はアラセゴンに保つときのアラセゴン。簡単なようで辛いのです。そして、足を意識したり、順番を追ってしまうとだんだん意識は遠のく腕。この注意をされすぎて、「どうしたら手が落ちないですか??」って質問がきました(笑)可愛い質問ありがとうございます。
確かに人間の腕は結構重たくて、ずっと横に手を出していると痺れを感じるように辛くなってくることもあるのかもしれません。よく、わかります。経験者ですので(笑)
腕の仕組みや筋肉を説明しても今は、まだきっとちんぷんかんぷんだと思います。出来るトレーニングも徐々に加えていきますが、今できることはまず「そこに保ち続ける」ことをまずやってみてください。それしかない!!というわけではなくて、その我慢も少し自分の中に取り入れてほしいと思います。ほんの少しの我慢を続けてください。いつか気付けばその辛さは消えていきます。
今日も、バーレッスンの中で、JrとUpperクラスの子どもたちは手を動かしましたが、2ndクラスと3rdクラスには保つことをしてもらいました。保つことも難しいのですが、足と同時に動かすことはもっと複雑です。そして、動きもただ動かせば良いわけではないから大変です!!私たちも動かしたいなと思った子もいたでしょうが、まずはきちんと「保つ」ことをしてみてください。ほんの少し我慢をしてみてね。
こういう風に毎回日誌をつけていると、教えるって本当に難しいなとより一層感じる毎日です。私の頭もフル稼働しても間に合わない、足りない・・・子どもたちには「〇〇だけ」の時間をもっと取りたいなと思うばかりです。でも限られた時間内で、子どもたちがそれでも成長を見せてくれているのは
聞く→受け入れる→実行
これを繰り返しているからです。
それでも、なかなか出来るようにならなかったり、思うようにいかなかったり、先生に褒めてもらえなかったりすることもあるでしょう。
それで拗ねてみたり、注意をしようとすると目を合わせられなかったり。
けれど、そういう場合私は必ず目を見て子どもたちに言葉で伝えます。
今日も一人、センターレッスンになるとあることができなくなってしまった子がいました。最近とても頑張っていてバーレッスンではすごくすごく注意を自分でし始めています。でも、バーを離し動きが伴うと出来なくなってしまう。そう入らなくなるポジション。私もレッスンを通して彼女に求めることはそこなので、当然注意をします。本人の中では「やってるのにできない」きっとそう。そしてそれなのに先生に注意されてる。しかもすんごい目力で(笑)
怖いですよね。避けたいですよね。
でも、彼女に伝えたかったことは、「ダメ」「できてない」それじゃないんです。「だからまた気を付け続けるしかないこと」「出来るようになるまで続けるしかないこと」そして
「今できないからって諦めたらダメなこと」を伝えています。
すぐに結果が欲しいのは誰だって同じではないでしょうか。
でもね、すぐに結果が出ないからできた時、褒められた時の喜びや実感は大きくて、それをバネに伸びて行くんだなって・・・子どもたちを見ていて思います。
だからこそ、辛抱強くなってください。
ほんのちょっとの我慢。
これも積み重ねかな。
また明日
YUKI
