- YUKI
霧が晴れるには
今日はポアントワークを行いました。
先日の私からの提案はどうしますか?
とそれぞれたずねています。
いち早く、答えをくれた子の目にはしっかりとその意志が現れていました。
発表会のあとにPro-adに進級してから、メキメキ上達しているだけではなく、
自分の弱さや特徴にもしっかりと向き合いながら、前に前に進んでいます。
『自分がどうしたいか』
それがしっかりと相手に(教室の中では私に)伝わるというのは、とても大切なことです。
先長い未来のことはわからないかもしれません。
それでも
「今どうしたいか」
それが相手に伝わるほどの意識があることは大切です。
「自分はこうしたい」
私には伝えてきたものの、まだ母には伝えられていない子もいたため
そこはしっかりとシンプルに
「こうしたいです」
と伝えて話し合いをしてくるように伝えています。
レッスンの中では
「どうしたいのか」
それが明確な子は、身体への意識も変わっています。
数ヶ月前にも同じことを書きました。
迷い
悩み
苦しみ
そんなこともそれぞれの中に芽生えて感じているのであろうことは、手に取るようにわかります。
ここから先は本人次第ですが
成長期のいまの身体とたたかうのは、また一つ壁であり大きな分かれ目でもあると思います。
それでも進むか
一旦休むか
どちらも本人が決めたらいい。
それでも私のキモチとしては
やっぱり好きな気持ちが大きければ、進んでみて欲しいなと思います。
今まで通りの意識では身体は言うことをきいてはくれないこともたっくさん出てくるでしょうし、実際子どもたちを見ていてもそれは感じます。
「今はこういう時期でもある」
ことはお話し済みです。
ただ
レッスンを受け向上を目指す以上は
「そういう時期だから、仕方がない」
とは言いません。
越えてごらん。
自分にもう一つも二つも厳しくなってごらん。
そして素直に受け止めてごらん。
そしたらモヤがかかったココロも晴れるかもしれないよ。
重い腰を上げられるかどうか
そこでまた見えてくる景色が変わることもあると思います。

YUKI